キャラクター
4052 奏良玉 (しん・りょうぎょく)
「わらわの森を汚すゴミ虫め……どういたぶってやろうかしら?」
外見性別:女 外見年齢:26歳
徴の形状:トネリコの木
未練:穢れから自分の居場所を守る
所属:織田信長陣営
明の時代、数々の反乱と侵略から石xを守り続けた中国の女武将。
中国の正史に列伝を持つ唯一の女性でもある。
生前華々しい戦歴を誇った彼女は、今世では美しくも恐ろしい“女武侠”として黄泉帰った。
暗器の腕は超一流。好戦的で、近寄る《雑霊》には一切の手加減なく攻撃を加えるという。
というのも彼女、実は極度の潔癖症。彼女にしてみれば《雑霊》や魂の穢れた者は、不浄なもの・汚らわしいものの極みであり、眼に触れることすら許せないのだ。
普段は屋敷を構える森の中でひっそり暮らしているが、ひとたび《雑霊》や《奸徒》の気配を感じるとすぐさま襲い掛り排除する。彼女にとって戦うことは人間のためというより、家にわいた害虫を駆除するという感覚に近い。殺すときも虫ケラ同然。多くの場合、眼や急所を狙って容赦なく叩き潰すし、場合によっては動きを封じてからジワジワなぶり殺すことすらあるという。
その圧倒的な強さと残忍な性格から『決して近寄ってはならない守り神』として、地元住民からも恐れられている。
本人も「その方が周りが静かでいい」と特に気にしていないようだ。
そんな良玉であるものの、森の草木を育て愛でることを趣味としていたり、森に迷い込んだ人を外まで送ってあげたりと、意外に優しい一面もあるようだ。また、普段は物腰柔らかく、貴婦人然としているらしいとの噂もある。また、穢れを嫌う彼女は自分の身を浄める余念がなく、その磨かれた素肌は吸い込まれんばかりに美しいのだとか。
女修羅か、それとも優美な貴婦人なのか。
戦闘時とそうでないときのON/OFFの切り替えが激しいため、はたしてどちらが本当の彼女なのか、誰にも分からない。
穢れある者に滅びを。要するにそれが、彼女の行動理念だ。
理性を持たぬ《雑霊》にとっては彼女の領地に踏み込むことは、ただただ不運としか言いようがない。 《奸徒》たちの間でも、命が惜しくば最も近寄ってはならない《祭主》と恐れられているようだ。
ただし、むしろそれが良いんだ!と、あえて虫のように扱ってもらいに行く上級者もいるとか。
――もっとも、その多くは二度と戻らないのだが。
◇《霊器》
5520「手裏剣(奏良玉)」、5521「槍(奏良玉)」
◇《霊験》
6520 『暗器八蓮』 単発型
投擲タイプの《霊器》をまとめて具現化し、対象へ一気に投射する。具現化できるのは片手に4つずつ、両手合計で8つまで。いくつ同時に具現化するかは使用者の任意(アクションに指定がない場合は、マスターが判定する)。この《霊験》を発動する際には、《霊験》による魂の消耗に加え、複数の《霊器》を具現化するのに必要なぶんも、魂が消耗することになる。使用者の《霊器》が投擲タイプのときのみ使用可能。
6521 『白杆の将姫』 維持型
自分および周囲の味方の、槍の扱いを熟達させる。霊力によって具現化された槍(《霊器》槍など)を装備している対象の戦闘能力が向上する。使用者の霊力が高くなるほど、この《霊験》の効果範囲が広がり、向上する戦闘能力も高くなる。「霊力によって具現化された槍」「味方」の定義はマスターが判定する。