霊力と影響力
◆霊力
「霊力」とはその名の通り、キャラクターが秘めている霊的な力を示します。
《祭主》や《祀徒》の異能の力は、「霊力」に基づきます。「霊力」が高いほど《霊器》の威力は増し、《霊験》の効果も向上します。
また、霊力が高くなると、《祀徒》の身体能力や感覚、精神作用も強化されていきます(これらは霊力による補整であるため、肉体・感覚・知性といった能力値自体は増えません)。
《祭主》や《祀徒》の強さは、どれだけの霊力を保有しているのかによって決まると言っていいでしょう。
霊力にはより強い“魂”に引き寄せられるという性質があり、強い魂を持った人ほど「霊力」が高くなります。魂を強くする(鍛える)方法は不明ですが、幽霊退治を行ったり、人助けをすると、「霊力」が増えやすいようです。
逆に、魂が穢れると、「霊力」が低下することがあります。「霊力を消費して、魂の穢れを浄化しているからだ」と言われていますが、このメカニズムの真偽は不明です。魂の穢れについては「魂の疲労と穢れ」を参照してください。
もし「霊力」が0以下になってしまった場合、キャラクターの魂は肉体を飛び出し《雑霊》と化します。ゲーム的には、「ロスト」として扱われます。
◆影響力
「影響力」は、そのキャラクターの社会的認知度や人気、他人に影響を及ぼす力を示します。
この値が高くなるほど、交渉や説得などの、人間とのコミュニケーションにおいて有利になります。
「影響力」は、交渉によって大きな成果をあげたり、そのキャラクターが社会的に評価される行動をしたと認知されると、上昇していきます。逆に、一般社会から批判されるようなことが発覚すると、低下します。
「霊力」の成長と違う点は、「影響力」の増減には「認知」「発覚」が関わってくるという点です。同じことを行ったとしても、そのことが社会的に知られたかどうかで増減量は変化します。
なお、厳密には、「影響力」と社会的な知名度は、イコールではありません。名前は知られていないが、絶大な権力を有している者などは、高い「影響力」を持っています。逆に、知名度が高いけれど信用されていない人は「影響力」は低くなるでしょう。
もし「影響力」が0以下になってしまった場合、所属する組織から「アシスト」を受けられなくなります。
◆ゲーム中における「霊力」と「影響力」の取り扱い
霊力と影響力は、どちらもキャラクターを登録したターン(登録アクション用紙を送ったターン)に応じて、自動的に決定されます(例えば1ターン目に登録するキャラクターの場合、どのキャラクターも霊力1000、影響力1000となります)
。具体的な数値は、毎ターン「次ターン情報・行動選択肢一覧」に掲載されていますので、必ず確認するようにしてください。
「霊力」及び「影響力」の具体数値は、ゲーム開始時点では、プレイヤーのみが知ることができる数値とします。PCはなんとなく「霊力」や「影響力」の高低を感じることができますが、具体数値まではわかりません。
ただし「霊力」については、ゲームの進行によって値を測定できるアイテムなどが登場する可能性があります。