キャラクター
花糖甘子
「カルネ、トップバッターはあたしが行くっす」
カルネアデス・ブロス・Jr
「わかった。任せるわ、甘子」
“戦神杯王者”カルネアデス・ブロス・Jr(−・−・じゅにあ)
■キャラクター番号:5923666
■性別:女 ■年齢:18歳
■本契約
プラトン
■
素手
■所属組織
セーフハウスサービス
“火神杯王者”花糖甘子(かとう・あまこ)
■キャラクター番号:1353673
■性別:女 ■年齢:18歳
■本契約
プラトン
■
素手
■所属組織
宮内庁陰陽課
GGWF所属レスラー。『偉人杯』第3回興業・逢坂ドーム大会で『ディオスクロイ』というチーム名でタッグ結成後、タッグ屋として活動をはじめた。チームリーダーは活発なムードメーカーの甘子、それをクレバーなカルネアデスがフォローするという方針のこのコンビは、ギリシャの兵士をもとに衣装化されたリングコスチュームのインパクトも相まって、デビュー時点ですでにGGWFファンに強烈な印象を与えていた。
以降、タッグチームとしては5戦5勝0敗。『真の王者(リアルチャンピオン)コンビ』、『ヒーロータイム』、『獨伝把1号2号』、『最醜最悪コンビ』と名だたる強豪を総なめにし、GGWFきっての名タッグとしてファンから認知されるようになった。
今では、強豪タッグの外敵が現れたら、それを迎撃する最強タッグとしてGGWF社長朱家あずさからも頼りにされているとするマスコミ関係者もいるほどだ。
第6回興業で『最醜最悪コンビ』を打倒し、八百屋お七の『火神杯』、ベルトラン・デュ・ゲクランの『戦神杯』を手中に収めたふたりは現在、『偉人杯』争奪戦の台風の目と言っても過言ではない。
だが、これまで名タッグとして活躍してきたふたりだが、『偉人杯』はシングルタイトル。今後『偉人杯』を手中に収めるには『火神杯』王者花糖甘子、『戦神杯』王者カルネアデス・ブロス・Jrとしてシングル戦に臨む必要がある。
最強タッグの名をほしいままにするこのふたり。『偉人杯』の展開次第では、盟友同士の技と力の激突が見られるかもしれない。
ファンの業とは大変なもので、カルネの巧緻が上か甘子の猛撃が上か、名タッグたるふたりの熾烈な死闘を望んでしまっている。かくいう筆者もそのひとりだが……
――『東洋スポーツ新聞』3月某日付コラムより抜粋