組織

◆8500　AGAT


AGAT

　警察によって組織された対霊専用の機動隊。対霊急襲部隊『Anti-Ghost Assault Team』の頭文字を取り、AGAT（アガット）と呼ばれている。
　幽霊退治の第一線で活動し、霊能者犯罪の取り締まりを主な任務としている。《祀徒》【チェインド】でありながら、同じ霊能者である《奸徒》【ルーインド】を狩ることから「猟犬殺し」と揶揄されることもあるようだ。
　　同じ警察である警察庁警備局公安第霊課は公安警察。こちらは実働部隊として、主に《災主》【タイラント】や《奸徒》の起こす犯罪に対処するため組織された。SATなどと同じく、特殊装備の使用を許可されており、独自に開発した対霊自動式拳銃といった銃火器の導入を行っている。これにより《祀徒》でない隊員による幽霊との戦闘を可能とし、退魔機関としては高い成果を上げている。また必要に応じて管轄をまたいで活動することもあることから、警察組織としては独立性の高い存在であるようだ。
　自衛隊顔負けの厳しい訓練と、常に危険と隣り合わせの任務で、警察内でも特にきつい部署であると知られており、慢性的な人手不足に悩まされている。設立当初は《祀徒》の素質を持つ警察官を無理やり集めることでどうにか対応していたのだが、近頃は公安第霊課に割く人員も必要となったことから、特に苦しくなったとか。そのため公安第霊課とはあまり仲が良くないと噂されている。

　官僚気質の公安第霊課と現場主義のAGATはなにかとそりが合わないのは確か。しかしそれでも同じ警察組織、任務の際は互いに協力体制を取っている。


◇アシスト

8501　『対霊自動式拳銃』
8502　『対霊警棒』
8503　『スタングレネード』
8504　『対霊シールド』