キャラクター
4040 アレクサンドリナ・ヴィクトリア
「あらあらまあまあ、皆いい子
天使のようなその笑顔があれば、きっと平和は訪れます」
外見性別:女 外見年齢:26歳
徴の形状:薔薇のブーケ
未練:平和な世界で余生(?)を過ごす
所属:水戸光圀陣営
イギリスを世界最大の帝国にまで繁栄させた女王であり、初代インド女帝。多くの植民地を作り、その名を世界に刻んだ人物。彼女の長きにわたる繁栄の治世は「ヴィクトリア朝」とも呼ばれた。
生前は誰よりも世界制覇に近づいたヴィクトリア。
しかしそんな波乱万丈な日々に疲れを覚えてか、現世に黄泉帰った今は天下統一にも興味はなく、平穏な生活を願っている。
おっとりしたマイペースな性格。おっとりしすぎて、気がついたら眠りこけていたなんてこともしばしば。かつては感情の起伏が激しい人物とも言われていたようだが、今はそうした部分も影を潜めているようだ。
人々を愛するのと同じぐらい、幽霊にも慈愛の精神を抱いており、自身が《祭主》であることも含め、彼女にとって人と幽霊の間に大きな差はないのかもしれない。常に中立的で、誰に対しても優しく接する包容力のある女性である。
現在は、廃墟となった熱田神宮内でひっそり隠居暮らしをしている。《雑霊》の巣窟となった境内でも、不自由なく生活していたところを考えると、《祭主》としての能力も十分に備わっているものと思われる。
その後、信長陣営の《祀徒》たちと出会い、彼らに協力することとなった。
もっとも当人は「困っているときはお互い様」ぐらいの気持ちで、信長の天下統一の意思を汲み取ったわけではない。その証拠に彼女自身は信長陣営には所属しておらず、また信長陣営の活動に直接口出しする気もないようだ。
いつも優しく笑顔を絶やさないヴィクトリアであるが、彼女がどんな気持ちでこの世界を見つめているかは、誰にも分からない。
案外、何も考えていないだけだったりするのかもしれないが、それもまた、彼女の包容力がなすものなのかもしれない。
◇《霊器》
5400「戦扇(ヴィクトリア)」、5401「拳銃(ヴィクトリア)」
◇《霊験》
6400『†ヴィクトリアンエイジ』 維持型
外界の時間の流れをスローモーションに認識しつつ、使用者自身は主観的には通常通りの思考・行動を行うことができる。外部からは、まるで使用者が加速したかのように見える。
霊力が高いほど、外界をスローモーションに認識(つまり、相対的に加速)できるようになる。ただし、外界をスローに認識するほど、魂の消耗は飛躍的に増大する。また、この《霊験》は魂の消耗が激しく、ある程度実力のある《祀徒》でも通常の時間(主観時間ではない)で一瞬〜数秒が行動限界となる。
※この《霊験》は、アレクサンドリナ・ヴィクトリアと本契約した《祀徒》しか使用できない。
6401 『日の沈まぬ帝国』 維持型
球状の光を身にまとい、自分の周囲を照らす。この光球は、《雑霊》の侵入を防ぐことができる。侵入阻害効果があるのは光球の部分だけで、光球によって照らされた部分には効果は及ばない。どれだけ強力な《雑霊》の侵入を防げるかは、霊力に基づく。また、霊力が高くなると光球の大きさを拡大することも可能になるが、球を大きくするほど魂の消耗は激しくなる。