メイルゲームの特徴
メイルゲームとは、文章のやり取りによって沢山のプレイヤーとともに物語をつむいでいくゲームです。
プレイヤーは架空のキャラクターを作成し、そのキャラクターが架空の世界でどんな行動を取るか考えて、エルスウェアへ送ります。
その行動をスタッフが判定して結果を出し、起きた出来事や得られた情報を小説風の文章などにまとめた『リアクション』を執筆し、プレイヤーの元へと届けます。
それを元にプレイヤーが次の行動を考えて、エルスウェアへ送る。――これをくり返していくことで、参加者全員で大きな物語を作り上げていきます。
通常、コンピュータのゲームでは、キャラクターの行動はプログラムによって制限されています。
しかしメイルゲームは全ての行動が想像次第。
あなたの送った1つの行動が、ときに世界の運命を大きく変えてしまうこともあるのです。
自由な発想と行動によって物語の世界を冒険できる。これこそが他のゲームにはない、メイルゲームならではの楽しさと言えるでしょう。
また、終わりがあるというのも、メイルゲームの1つの特徴です。
ゲームの進行は全10ターン。それぞれに用意されたシナリオに沿って進められます。その先にあるのは、エンディングという物語の結末なのです。
しかしそのエンディングは、決して始めから用意されたものではありません。
メイルゲームは、キャラクターたちの行動によって物語が作られていくゲーム。何十、何百というキャラクターの行動果てに、一体どんな結末が待っているのかは、誰にも（スタッフにすら）分からないのです。
あなたが望む最高のエンディングを迎えることができるか。それはあなたたち、プレイヤー1人ひとりの頑張り次第です。