中間シナリオガイド
『ゴースト・ダンス・ダンス・ダンス〜偉人はいかにして幽霊になりしか〜』、第5ターン終了時点での各シナリオのガイドを掲載しています。
凡例
■担当マスター:そのシナリオを担当する主なマスターです。※担当マスターは予告なく変更になることがあります。
■シナリオ参加人数状況:各シナリオにおける、PCの参加状況の目安を、★〜★★★★★で示しています。★が少ないほど、まだまだ新規PCの受け入れに余裕があることを示します。基準は以下の通りです。
★ :全然余裕
★★ :まだ大丈夫
★★★ :ちょうどいいぐらい
★★★★ :ちょっと苦しい?
★★★★★:無理
■ここまでのお話:5ターン目終了時点でのストーリーダイジェストです。
■今後予想される展開:今後どうストーリーが展開していくかの予測です。※必ずしもここに記されている通りに展開するとは限りません。
■注目PC:5ターン目時点で、マスターがシナリオ内で注目しているPCの名前(PC番号)と、注目した理由です。
■求人募集!!:どういうPCがそのシナリオに向いているのか、あるいは、これからこういうPCが来てくれると面白い、こういうPCが不足している、等を担当マスターに尋ねました。新規参加を検討する際の参考にしてください。
鳥取ネコミミ三国志
■ここまでのお話
気まぐれな《祭主》ネフェルティティはある日、自分好みのネコミミの国が欲しいと思い、鳥取に東京ファラオランドを建設した。それに反発したのが、組長が大の猫嫌いのヤクザ根津組と、ネコミミは二次に限ると主張するオタク集団ネコニジ同盟。それぞれの陣営についた《祀徒》たちの抗争が始まった。
三団体による鳥取城跡の争奪戦は、街に《雑霊》をあふれさせるという思わぬ事態を招いたが、とりあえずそれはほぼ退治された。一方、根津組の背後には《祭主》鼠小僧次郎吉が、ネコニジには《祭主》テオドラがいることが判明。第4の《祭主》荒木又右衛門の勧誘合戦も発生し、又右衛門は根津組に迎えられた。そして、情報戦、宣伝戦の激化でファラオランドは経営危機に陥る。年末年始のさまざまな企画で起死回生を図るが、ついに物理的な攻撃で電力関係設備を破壊されるという危機に。一方、そんな抗争の裏で暗躍する《災主》の影がちらつき始めていた。
■今後予想される展開
根津組に対するネフェルティティの怒りは激しく、また根津組側にも積極的な人材がいるので、抗争はまだまだ収拾しそうにない。そんな抗争を煽る《災主》も現れたが、その一方では、鳥取を守る会(仮)立ち上げという動きも見られ、今後抗争がどういう方向に向かうのか予断を許さない。
■注目PC:大門光(2620271)
たった1人で、鳥取を守る会(仮)を立ち上げた。その活動はまだこれからだが、注目したい。
■求人募集!!
意外に武闘派タイプは多くないので、戦える人材が欲しいかも。
オリジナルの超必殺技で、アイドル《祭主》のハートをゲット!
■ここまでのお話
出雲阿国と小泉八雲は、美少女《祭主》!
二人は護衛の《祀徒》と共に、出雲に向かった。
ところが彼女らは、出雲大社で三人の《災主》に襲われる。
敵は「炎の反逆者」明智光秀と、「幕末の人斬り」岡田以蔵に「英国の切り裂き魔」ジャック・ザ・リッパーの最凶人斬りコンビ!
からくも三人を撃退した阿国らは、長崎県島原に向かう。
だが島原城はそこになく、童話の世界から飛び出したような西洋風のお城がそびえ立っていた。
そこはジャックのお城「蟻の巣迷宮【アリス・イン・ワンダーランド】」。中では一体なにが……。
明智光秀の『主』とは一体何者? 「ゴースト・ダンス」とは?
数々の謎、強敵とのバトル、そして恋のライバルたち……。《祀徒》たちの冒険はこれからが本番!
■今後予想される展開
さらなる強敵《災主》登場?! PCオリジナルの超必殺技でぶっ潰せ!
とまぁ、それはさきおき……。第6ターンは、イナズ○イレブン風の超必殺バトルサッカーです。
必殺シュートを決めて、美少女《祭主》にアピールしようぜ!
詳しくは、初期情報の「厨二バトルシステム」と「ぐだだだ☆バトルサッカールール」を読むべし!
キュートな阿国とクールな八雲。二人の美少女が君の活躍を待っている!
■注目PC:九尾霧狐(9650846)
必殺技「千変自在武装【ヴァリアブル・ウェポン】」は無双の超兵器。9本のマシンアームからミサイルを乱射して、あらゆる敵を撃墜するぜ! 頼れるお姉さんだ。
■求人募集!!
美少女《祭主》とキャッキャウフフしたい人。女子PCの場合、友情も百合もOK!
そのPCだけが使える、唯一無二の超必殺技を決めたい人。
ナイチンゲールの《祀徒》急募!
劉備達の国と、裏の世界の陰謀
■ここまでのお話
霊子LEVEL4の石川県で、劉玄徳[りゅう・げんとく]、ラクシュミー・バーイー[−・−]、平維盛[たいら・これもり]は、《雑霊》や《奸徒》に邪魔されない平和な国造りをしようと、人々に害を与える《災主》カリグラ[−]と戦う。カリグラの目的は、加賀南部にある北陸最大の巨大な《祭壇》を入手し、北陸に君臨することだった。カリグラは劉玄徳達の心の拠り所である桃園を焼き尽くし、洗脳した一般人の奴隷を使って自分の目的を果たそうとする一方、《奸徒》の活躍で、霊峰白山にある《祭壇》を発見。しかし《祭壇》を占領する《雑霊》の集合体である巨大なおろちを倒したのもつかの間、維盛が劉玄徳達を裏切って《祭壇》を確保してしまった。そしてカリグラも心臓を抉られてしまう。公安第霊課北陸対霊本部、胸に傷持つ小鳥遊雪江[たかなし・ゆきえ]管理官は《奸徒》を捕らえ、自分の目的を果たそうとする……。
■今後予想される展開
小鳥遊雪江は己の目的を果たす時が来たと動き出す。一方維盛も、やるべきことをやるために《祭壇》を確保。維盛が裏切ったと信じたくない桃園の仲間達はどうするか。桃園、公安、《奸徒》達の陰謀と戦いが始まる。
■注目PC:上座尹爽汰(6785459)
家族を失うという暗い過去から少しずつ這い上がり、雪江やナイチンゲール[−]の言葉でやるべきことを見いだし、成長している。
■求人募集!!
戦闘能力のある方大歓迎。裏方として働いてくれる方も募集中。これから厳しい戦いになることが予想されるので、くじけない方を。
偉人プロレス
■ここまでのお話
《災主》・《祀徒》を集めて興業を行うプロレス団体GGWFの目的は、興業を通じて高い霊力を得る儀式を行うことだった。GGWF社長朱家あずさはその霊力で邪悪な《災主》・妲己を完全封印しようとするが、妲己はGGWFの有力レスラーのサラ・オブライエンを依り代に現世に顕現してしまう。妲己=ダークネスサラは、配下の《災主》《奸徒》とともに、朱家の者に封印された自身の霊験と愛しの《災主》紂王を取り戻そうとする。そのためにはあずさの儀式を乗っ取る必要があるため、プロレスのルールに則り、GGWFのリングで勝負をつけることとなった。こうして、GGWFと妲己たち『九尾狐』の団体対抗戦がはじまった。団体対抗戦第一幕はGGWFの勝利に終わったが……?
■今後予想される展開
『九尾狐』との対決はプロレスのリング上で行うほうが無難ですが、リング外で彼らに奪われた人質を助けるために行く必要もあります。《災主》封印の霊験を所持するNPC朱家譲羽が『九尾狐』に占拠された『ルイーゼの暖炉』へ向かうことになります。リング内外で『九尾狐』との対決が展開されます。
■注目PC:冥岩ビニス(5333997)
注目理由は一番プロレス(アクション紙面上の)が巧いからです。試合の勝敗に関係なく、相手を立てて自分を光らせるアクションをかける手腕は、すばらしいと思います。
■求人募集!!
そろそろシナリオ展開もギアを上げていきますので、危険作業に従事しても構わないという方を。もちろん、危険作業の結果、悲惨なことになるかもしれないのは仕様です。
御前討伐隊
■ここまでのお話
《災主》になる危険があるとして、警察庁警備局公安第霊課より監査員を送られることとなった織田信長。彼はそれを逆に利用することで熱田神宮攻略『草薙剣奪還の計』を開始した。
しかしこの計画の本当の狙いは、軍師諸葛亮・孔明による選抜試験にあった。孔明は日本を今のように変えた"大霊災"の裏側に、黒幕が存在すると予想。それに対抗するための精鋭部隊を作ろうとしていたのだ。
調査を開始した《祀徒》たちは、やがて無戒天成という名の謎の人物に辿りつく。
御前とも呼ばれるその男は、数多の財力と権力を武器に《災主》さえをも味方につける、恐るべき人物だった。幾度となく命の危機にさらされながら、御前の正体を探り続けた末、彼の目的が自らを《祭主》化することで、永遠の命を手にすることにあったと判明する。
御前の野望を阻止するべく、信長は新たに精鋭部隊を『武新・懸母衣衆』と命名。決意を固め進軍を開始した。
■今後予想される展開
一度は《祀徒》たちの前に姿を現わした御前であったが、その後の消息は分かっていない。さらなる手掛かりを掴むべく、一同は『指南車』の示した飛騨山脈へ向かうことになった。
しかし御前がこちらの動きに気づいていないとは考えにくい……。進軍を止めるため、《災主》《奸徒》をけし掛けてくることも考えられるだろう。
■注目PC:武内朱音(4931084)
諸葛亮と並ぶ信長陣営のブレイン。主に作戦参謀として指揮を取っている。彼の采配が今後の戦いでどう影響するか気になるところ。
■求人募集!!
どんな方でも。やる気のある人は大歓迎です!
マリア・テレジアの野望〜たちゆかない編
■ここまでのお話
生前の未練を果たすべく、横浜の地で自らの帝国作りを宣言したマリア・テレジア。しかしその求心力の低さにより協力を申し出た《祀徒》はごく僅か、計画はのっけから頓挫の危機に晒される。進退窮まったマリアは同じ横浜市内に居を構える二人の《祭主》、"構ってちゃんのノストラダムス"と"ナチュラルボーン厨二病患者のユダ"と奇妙な協力関係を築くことに。
謎の《災主》に付け狙われていた《祭主》ジェーン・グレイを保護し、賑やかさを増すマリアの拠点グレイ・ハウスだったが、肝心の帝国建設については一向に進展していない……。
■今後予想される展開
ジェーン・グレイを狙っていた謎の《災主》や、横浜市内で多発する爆発事件の犯人とはそう遠くないうちに対決することが予想される。また、精神的な危うさを内在したままのユダを《祀徒》たちが御しきれるかどうかも地味に重要なポイントだ。
マリアの野望がこのままあえなく潰えるか、見事成就するかはひとえに《祀徒》たちの働きに掛かっている――割とかなり、切実に。
■注目PC:岡理奈(6350851)
個性的な面子揃いのユダの《祀徒》グループ『黒翼旅団』の最年少にして随一の常識人。暴走しがちな旅団の手綱を握っているのは彼女といっても過言ではないだろう。
■求人募集!!
年齢・性別や経験一切不問。平均十名程度の明るい職場です。長期できる方歓迎、まずはお気軽にご訪問ください!
《祀徒》・一般人・ボーダー 〜東北某湖畔シナリオ〜
■ここまでのお話
東北の某湖畔、《祭主》アリストテレスはコンダクターをメインにボランティアを集めた。目的は《雑霊》に取り憑かれたひとたちのリフレッシュ観光。《祀徒》たちの趣向を凝らした気分転換により、招かれた一般人たちの除霊は順調に進んだ。
ところが、取り憑かれたひとたちにはどうも共通点があるらしい。一飾、二奏、三品、四ツ衣という苗字。親子、兄妹などなど。なんらかの家族の因縁ゆえに、彼らは《雑霊》に取り憑かれてしまったのだろうか。
また、せっかく済んだと思われた除霊も、"再・取り憑かれ"などという面倒な事態に見舞われている。《祀徒》たちは自分たちでゴールを設定し、時に修正を施しながら、湖畔での生活との両立をはかっていた。
■今後予想される展開
抽象的な言い方になるが、「ひとが《祀徒》や《祭主》と関わるとは、どのようなことなのか」を突き詰めていく展開になるだろう。無論、それはそれとして湖畔生活をエンジョイするのは大歓迎。話が重くなるのが苦手なら、どうか積極的に遊んでほしい(そんなに重くはならないと思うが……)。
今後注目されるキーワードは、「ローカル」の発展形ともいえる「土地」。要するに、ひとと土地との関係。「観光」は役目を終えかけているが、それも対象となるNPC次第だろう。スペシャルゲストが観光に来る可能性も否定はできない。
■注目PC:闇雲いずこ(1715006)
《祭主》ノーベルと契約して一般人から《祀徒》へとボーダーを超えた某NPCの師匠。師としてどのような姿を示してくれるのか楽しみだ。
■求人募集!!
特に募集は無し。参加中のPCたちは、十分に頑張っている。いま以上の受け持ちは苦しいという理由もある。
霊子エネルギーG県研究所の日常
■ここまでのお話
霊力を電気ガス水道に変換し供給する無限螺旋機関を開発し、運用する霊子エネルギーG県研究所は大霊災復興モデル都市の中核となっていたが、この都市の周囲において、《雑霊》が出現するなどの異変が発生していた。
新規に集められた研究所の警備隊隊員、(及び装備面でのサポートの研究員たち)は、この異変に対処すべく行動を開始。
だが、異変の解明は進まず、序々に事態は悪化。《雑霊》だけではなく、《災主》ピエール・キュリーまで出現。警備隊隊員たちは無能の 名をほしいままにするG県研究所所長、葛原に足を引っ張られながらもピエール・キュリーを倒す事には成功する。
しかし、それと前後して葛原所長が誘拐されてしまう。異変の周囲では、ピエール・キュリーだけではなく、未確認ながらも複数の《災主》が組織だって動いているようだ。彼らの目的は今のところ不明である。
■今後予想される展開
異変の裏で動く謎の《災主》たちと、彼らをまとめる謎の大首領の目的とは何か?
誘拐された葛原所長はこのままいないほうがいいような気がするけど、どうなってしまうのか?
吉外猫副所長とアルキメデスはまともに服を着るようになるのか?(これはたぶんならないと思います)
■注目PC:ンジャ・バイジャ(0964112)
葛原所長誘拐犯。彼の行動によって、当初の予定とぜんぜん違った方向に話が進んでいってしまっています。
■求人募集!!
慢性的に突っ込み役が不足しています。
とあるローカル番組の制作関連
■ここまでのお話
福岡のテレビ局で制作されている番組『祭主向上委員会』は、《祭主》の小野妹子と紫式部が、《雑霊》と戦う能力を持つ者たちのイメージアップのために立ち上げたローカルバラエティーである。放送開始直前には、予定していたスポンサーに降りられてしまうというトラブルに見舞われたが、昨年の年末には年越し特番を行うまでに至った。
(※以下、15秒番宣より)
――廃病院を探索したり、スポンサー獲得のためにあちこちで《雑霊》を退治したり(それ内緒ーっ!)、寝起きドッキリをやったり、長崎市で普通に観光ロケをやったり……時にはヤバい相手に目をつけられたりも!? タイトルとは裏腹に《祭主》よりも《祀徒》たちがガンガン前に出て活躍する番組、それが『祭主向上委員会』なのです。
■今後予想される展開
当シナリオは、バラエティー番組『祭主向上委員会』の制作を軸に展開します。番組のためにアイデアを出したり、裏方スタッフをしたり、出演者として番組に出たり……そしてもちろん、《雑霊》と戦い《災主》と対決することになります。
■注目PC:水守明(0874419)
居ないと困るカメラ担当PCです。彼が居ないと妹子が自らカメラを手にすることになります。ちなみに当シナリオでは、彼のように居ないと困るPCたちばかりです。
■求人募集!!
当シナリオでは、番組制作スタッフPC及び番組出演PCを随時募集しております。どちらもできるというPCは大歓迎です。
レオニダス王とともに苦難を乗り越えるシナリオ
■ここまでのお話
連続窃盗事件の捜査を担当するAGAT所属の守島衛一の元に配属された者の中には《祭主》レオニダスと陰陽課所属の羽田ゆかりがいた。
捜査を進めるうちに木曽文則という男の名前が容疑者として浮かぶ。彼は守島の因縁の相手でもあった。
罠を張って待ち伏せた一行だったが、実行犯の《奸徒》1人は捕まえたもののもう1人は《雑霊》と化してしまう。そして木曽と《災主》石川五右衛門による羽田の襲撃。彼女を守りきることには成功するが木曽を捕らえるには至らなかった。
羽田を襲った理由はどうやら彼女が以前関わっていた《災主》の穢れを落とす研究にあるらしい。研究のきっかけは《災主》を支配する力をもつ陰陽課の宝、荒勾玉の紛失にあった。
一方捕まえた《奸徒》は謎の死を遂げた。捜査は規模を縮小、守島も配置転換、レオニダスは国へ帰るように指示が出る。そして羽田の死。事件の幕引きを図る動きに対し守島は一計を案じる。霊子濃度レベル4の貴船ならば祭主法によってレオニダスの権限が超越する。そこで活動するという建前があれば自由に動けるはずだ。奇しくも、貴船は羽田がかつて研究のために訪れたことのある場所だった。
■今後予想される展開
《災主》の穢れを落とす研究が完成したならば、《災主》石川五右衛門の協力を得て所在不明の荒禍玉の確保も叶うかもしれない。方法はともかく、荒禍玉を探し出すのだ。
■注目PC:折枝見散(5417271)
外見完璧、性格は真っ黒。どストライクです、すいません。
■求人募集!!
マッチョを愛する漢のご参加をお待ちしております。しっかり身体を鍛えなきゃ兄貴には会えないぞ!
光圀&正宗道中記
■ここまでのお話
己が目指す最高の刀を打つため旅にでる刀匠《祭主》正宗。美味しい物と楽しい事を求めて旅についていく水戸藩主《祭主》水戸光圀。
《祭主》と思われる弘法大師や、猟幽会支部長鳥谷進次郎、事務員の榎田忍の協力を得て"刀の素"と呼ばれる素材などを見つけ出し、 正宗と旅を共にする《祀徒》たちは刀造りに邁進する。
光圀は美味しい物を楽しみつつ、己の成すべきことに悩みながら、《災主》と名乗りながら現れた豊臣秀頼とその教育係と称する東太后と対峙する。
現在は《祭壇》を探して四国中を美味しい物をお供に走り回っている。
■今後予想される展開
徳島・剣山に見つかった《祭壇》だったが、その禍々しさに扱いに困ってしまう。しかし、正宗の刀を打つための原動力とするためには、《祭壇》から得られる霊力は絶対に必要だった。
造りあげた刀は、その所有権を巡って秀頼とドンパチして光圀と正宗をイライラさせていた。
でもやっぱり美味しい物に目がいってしまったり。
■注目PC:熊枝鷹臣(1563567)
言ってはなんですが、粗野で脳筋的な彼です。
そんな彼が見せる漢らしさと、ここぞって時に頼り甲斐のあるところが大好きです。
■求人募集!!
人情味があって、ノリの良い、ドンパチ出来る方募集。三食おやつ・酒付きです。
ナポレオン・ボナパルト関連
■ここまでのお話
ジャンヌ・ダルクとカッコよく袂を分かったナポレオンは、《災主》ヴラド・ドラキュラを追って北海道に渡るも、即効でヘタレる。冬将軍怖い。基本的に役立たずの《祭主》を尻目にレギオン・エトランジェ北進軍の幹部らは、地道かつ理詰めの調査でドラキュラの潜伏先がニセコ温泉スキー場だと突き止める。一行は悪魔城ドラクリヤと化した雪の山荘に乗り込むが、なぜかドラキュラとジル・ド・レの様子がおかしい。なんと《災主》ドラキュラを名乗る美少女(ただし童顔巨乳)の首筋に『ヴァンパイアの接吻』の痕があったのだ。一行は自称ジル・ド・レが本物の《災主》ドラキュラで、自称ドラキュラはジャンヌのように『ヴァンパイアの接吻』を受け、ジャンヌのよりも症状が悪化してしまった聖女《祭主》なのではないかと推理する。レギオン・エトランジェ北進軍は罠だらけの山城を斬新な『トラップ回避法(物理)』で突破し、自称ドラキュラこと《祭主》聖マルグリットを救出する。だが、自称ジル・ド・レこと真ヴラドがヴァンパイアとしてのおぞましい本性をあらわにする。ナポレオン渾身の一撃で真ヴラドは退散するも、真ヴラドの目的といい、聖マルグリットの処遇といい、いろんな意味でもう使いものにならないナポレオンといい、問題は山積みだ……。
■今後予想される展開
救う聖女がひとり増えたと考えるか、これで元《災主》のクソガキを始末することができると考えるか、議論は紛糾する模様。とはいえ、最弱の《祭主》ナポレオンだけでは、最狂の《災主》ブラド・ツェペシュに勝てるはずもなく、さりながら、救出された聖マルグリットも血も“穢れ”も霊力も根こそぎ吸われて《雑霊》以下のザコ《祭主》になっている始末。
やることなすこと小物臭いが、力と残酷さは群を抜くという、きわめてたちの悪い《災主》ヴラド・ツェペシュも、これからなにをしでかすことやら……。
■注目PC:高嶺ふみこ(3497017)
頭脳派&個性派ぞろいの北進軍幹部の中でも特に作戦立案が得意。ときに地道な、ときに気の狂った作戦をたて、良くも悪くも仲間と《祭主》を導いていく。
■求人募集!!
ジャンヌシナリオとは違い、コメディ寄りですが、真面目な方や真剣な方、大人しめの方も多いです。シリアスやバトルでは全員ボケるのをやめます。ですが深刻なツッコミ不足はそれでも慢性的なものなのです……。
ジャンヌ・ダルク関連
■ここまでのお話
ナポレオン達と別れたジャンヌ一行は、本来の目的地である白神山地の《祭壇》の封印へ。《災主》ヴラド・ドラキュラの《霊験》に毒されたジャンヌは弱っていく一方ですが、なんやかんやで白神山地の《霊験》を封印することに成功。更に、南の《祭壇》を封じよと『鏡の欠片』から新たな声が聞こました。人に者を頼む態度を知らんと憤慨する《祀徒》達(一部)は、いつか『声』の主をぶんなぐってやろうと決意しました。そんでもって南進する途中、またまた温泉旅館に宿泊したりクリスマスパーティーしたりで和やかしながら進めや進め。その途中で小規模の《祭壇》を偶然発見、片っ端から《祭壇》封じるレギオン・エトランジェ御一行、ここでもやっぱり《祭壇》封印に動きます。しかしここで恐れていた《災主》襲撃。与一&ニュートンのロリ爺コンビの魔の手が。科学者だか何だか良く分からんニュートンに、にぱー系道着幼女の謎連携が襲い来る。《祀徒》達は果たして、アイデンティティ喪失気味のジャンヌを守ることが出来るのでしょうか。
■今後予想される展開
絶対的な信仰に疑問を感じ始めたジャンヌは、自分を慕う《祀徒》達と新しい答えを探そうとしています。新たなる《災主》の出現や『鏡の破片』の謎、それらが絡まり合って一箇所に纏まれば、きっとみんなでハッピーです。
■注目PC:伊達騎士(7394650)
中々絞りづらいのですが、アクションのバリエーションを評価してこの方に。
■求人募集!!
一応シリアス寄りのシナリオですので、ごく一部の方が激しい以外はコメディ要員がおりません。これから参加なさる方は、何かと激しい言動だと活躍出来るかもしれません。
鷹尾学園、おんみょー白書
■ここまでのお話
鷹尾学園で発生していた怪談調査に乗り出した学園の《祀徒》たち。原因があるらしき「開かずの扉」の向こうで彼らをまっていたのは、《祭主》安倍晴明だった。千年の因縁に燃える《祭主》蘆屋道満は、《雑霊》退治で安倍晴明に勝負を挑むことに。しかし結果は晴明勝利。リベンジするどころか、道満は晴明の言うことを聞かなければならなくなる。
晴明からの任務は「雪山で消息を絶ったフランツ・アントン・メスメルを連れ帰る」こと。そのため北海道・富良野へ向かった一行だったが、彼らもまた「異空間」に閉じ込められてしまう。そのメスメルと一緒に、どうにか《祀徒》たちは異空間から脱出。しかしこの遭難事件、どうもまだ裏がありそうで……。
■今後予想される展開
今は晴明のいうことをおとなしく聞いている道満ちゃん。だけど、このまま大人しく従っているとは、とーーーーーてい思えません。
雪山合宿(?)を終えて学園に戻ったら、また晴明に勝負を挑むこと必定。はた迷惑な《祭主》同士の競争の結果、鷹尾学園存亡の危機が迫るかも……?
鷹尾学園の明日は、貴方がたにかかっています。
■注目PC:白鞘・スクナ(4799724)
誰よりも女子高生姿が似合う男の娘。もしかしたらこのシナリオのラスボスかも(女子力的な意味で)。
■求人募集!!
迫り来る魔(?)の手から学園を守ってくれる人。あるいは、手間のかかる《祭主》でも面倒見てくれる優しい人。
平賀源内《霊験》関連
■ここまでのお話
《祭主》平賀源内のどんなものでも作り出せる《霊験》を求めてやってきた《祀徒》達。
源内の「私の所で働き、相応の結果を出せたら《霊験》を貸してやろう」という言葉に従い、彼らは源内の元で働く事にしました。
しかしこの源内邸近辺、謎の連続殺人事件が起こっています。
夜間、それも女性だけを狙った犯行です。
《祀徒》達も殺人事件の発生した直後の現場に遭遇したり、殺人鬼に襲撃されたマンションの生存者を救う依頼がやってきたり、何ものかに操られた一般人の青年が源内邸に押しかけて来たりと大忙しです。
更には操られた青年が「源内を差し出さなければ、つくば全ての人間を使って源内邸を襲撃する」というメッセージを残したり。
どうしたものかと源内と《祀徒》達は悩みます。
というのも《祀徒》達が調べた所によると、つくばで起こっている事件の背後には《災主》の影が見え隠れしているようだからです。
何とか源内の代わりを立て時間稼ぎに成功したかと思われたものの、《祀徒》達が対抗策を練っている事に敵も気付いたのでしょう。源内邸はつくば市民による襲撃を受ける事に――。
■今後予想される展開
襲撃を受ける源内邸とご近所を守りながら《災主》の目的を探り、そして対抗策を考え戦う事となると思われます。《災主》を倒さない限り、つくばに平和はありえません。
また、つくば市民を盾に取られている事もあり、源内本人はあまり派手に動く事が出来ません。
その為、比較的自由に動ける《祀徒》達に期待されているのです。
頑張って結果を出せれば源内から《霊験》を借りられるチャンスが増えるかもしれません。
■注目PC:レイニー・ブルーバード(0182782)
源内邸の事なら冷蔵庫の中身までしっかり把握しているつわもの。恐らく源内本人より邸内に詳しいです。源内邸で困った時は彼女に訊こう!
■求人募集!!
源内の色々レアな《霊験》が欲しい方とか、《災主》に喧嘩を売りたい方とか、今からでも活躍の場が欲しい方は来ればいいんじゃないかな!
恋と《祭主》と我が道を往く
■ここまでのお話
街コンと縁結び神社で有名な街中町には、《祭主》巴御前が住まう薙舞神社と、縁切り一葉と呼ばれる《祭主》樋口一葉が居る山の上神社があります。
ある日、巴御前が《祀徒》たちに呼びかけます。樋口一葉がおかしくなったゆえに退治せよ、と。
けれどそれには、やむを得ない事情があるようで――?
一葉の揺るぎない決意と、揺らぎある立ち位置。
巴のご利益とすべきこと。
そこへ色恋沙汰が絡んできて、ややシリアスに進行中!
《祀徒》ボランティア団体『お掃除隊』の微妙な謎と、多忙な代表&代表代理。
何気に謎な老女たちと、あからさまに謎な半透明の色気虫。
半年に一度の街コンイベントは、次回、六月開催予定。
果たして、街ぐるみの年中行事は、無事行われるのでしょうか?
――なお、街コンの企画・人手、ともに募集中です。
お掃除隊・人事担当、瑞月純子まで。
■今後予想される展開
お掃除隊に持ち込まれた見合い話と、一葉あての縁切り依頼。
双方に関わる人物が、7回に登場予定!
いろいろな謎が明らかになったり、ならなかったり?
各所で恋愛事情も進行中。
■注目PC:添犬守煉華(3940692)
開始早々、巴御前にプロポーズし、玉砕した和風な鎧甲冑(姿の人間)。断られたものの諦めず、巴と微妙な関係の樋口一葉にアドバイスを求める行動派。
■求人募集!!
お掃除隊、ただいま隊員募集中! お局な純子女史の見合い相手に要注意!
我が儘娘vs災厄女のケンカ道と退魔庁の調査辞令
■ここまでのお話
退魔庁と懇意にしている《祭主》、五龍姫[ごりゅうひめ]とカラミティ・ジェーン[−・−]。片や戦国時代の気位高いお姫様、片や西部開拓時代の破天荒な女斥候。往事の印象そのままと言った2人の関係は、意外なほどウマが合ったようで、これまではとても良好な関係を気付いていた。
これまでは。
何をきっかけにしてか、この2人が仲違い。ジェーンは家出(?)、怒りのさめやらぬ五龍姫は彼女を追いかけ、行き先と思しき和歌山へと向かった。
同時期、同市内で《祭壇》出現の噂を受けて退魔庁から調査辞令が下る。五龍姫とジェーンの監視……もとい、居場所探しやサポートのために様々な面々が和歌山へと入った。
五龍姫の憤慨を聞く者がある一方で、ジェーンと接触した者は、ケンカ別れだけが和歌山へやってきた理由ではないと知らされる。和歌山市内の《祭壇》の噂も、《祭壇》そのものがあるという話では無く、状況からそれが疑われるという曖昧な状況である。
■今後予想される展開
ジェーンや、彼女と行動を共にする佐穂弦[さほ・ゆずる]の真意と行動によっては、PCが大変不利な状況に追い込まれる可能性も。その中で、五龍姫は無事ケンカを完遂できるのかどうか。
《祭壇》(仮)探しは今のところ滞りなく進行中。ただし、退魔庁職員で今回の調査のリーダー的立場にある才川理史[さいかわ・ただし]の反応がなんとなく微妙?
■注目PC:五龍姫とジェーンのケンカを「もっとやれ」と後押しした皆様
それぞれに意図や理由はどれも筋が通っているが、ここまで「さあ行け!!」と後押しされるとは思っておらず。(笑)皆様「ガス抜き」の効能を良くわかっていらっしゃいます。
■求人募集!!
女性に振りまわされるのがお好きな方、
調査系で妄想が得意な方
天下統一
■ここまでのお話
天下統一は各陣営によるエリア支配権をかけた争いだ。その争いも一つの大きな区切りを迎えた。マリア・テレジア陣営が滅亡したのだ。
消えゆく陣営がある一方で、順調に進んでいく陣営もある。特にジャンヌ・ダルク陣営は北部を中心に支配権を増やし、この世界において最も強大な陣営となりつつある。それに対抗するのは劉備陣営だ。両陣営は関東〜東北で多くのエリアが隣接しているため、激しい戦いを何度も繰り広げている。
エリア数で二番手にあるのは織田信長陣営。西日本では水戸光圀陣営とレオニダス陣営を含めた3陣営が複雑に入り組んだ形で支配権を争っている。
主な戦いは敵対する陣営に所属する《祀徒》たちとのものだが、最近では《災主》による侵攻が増え、被害が一般人にまで及ぶなど、こちらも目立ち始めている。
■今後予想される展開
非管理エリアも随分と少なくなった。ジャンヌ・ダルク陣営、織田信長陣営は順調にエリアを増やしているが、《災主》の被害に悩まされている。他陣営はその隙を突き、支配権を奪っていくことが天下統一への道となるだろう。
■注目PC:宗方弓月(3718580)
正確なのは銃による攻撃だけじゃない。行動の一つ一つがバランスのとれたもので、とってもクール。
■求人募集!!
お子様からお年寄りまで存分に戦いまくるハードモードなシナリオです。来たれ、強者!
霊保院会議
■ここまでのお話
第1ターンに新規開発案件として提出された「人造《祭主》アストラル」を皮切りに、個性的な技術開発が目立つ。開発そのものを効率的にする「後継開発への繰り越し技術」や「分散コンピューティング」は興味深い。アシストは単に《雑霊》退治に直接的な効力を持つものだけでなく、「簡易型上肢マッサージ機」といった《祀徒》以外にもウケが良さそうなものが開発されている。個々の組織を利するものよりは、全体的に影響を及ぼすものに対する関心が強いようだ。
■今後予想される展開
霊力について科学的な課題は多い。エネルギー問題だけでなく医療問題にも成果が得られることを期待したい。
動物系のアシストは犬が人気のようである。
■注目PC:中島晴夏(2170792)
人造《祭主》アストラル歓迎ムードの中、ただ1人反対票を投じた《祀徒》である。
■求人募集!!
退魔庁官僚や《祀徒》組織上層部に直接働きかけることができる場である。彼らを利するような言動をすれば気に入られるかもしれないが……?
総評
本作『ゴースト・ダンス・ダンス・ダンス〜偉人はいかにして幽霊になりしか〜』も5ターン目が終了し、折り返し地点に到達いたしました。この中間シナリオガイドでは、各シナリオでどのようなお話が展開したのか、そしてこの先はどういった展開になりそうなのかを、各マスターにまとめてもらいました。半分というちょうどいい区切りに、みなさんがこれまでを振り返るきっかけになれば幸いです。
未曾有の被害をもたらした大霊災発生から4年半。人々にとって霊のいる生活は「日常」と化しつつあったはずでしたが、ここに来て霊たちの脅威が増しつつあるようです。《雑霊》たちの跳梁はいわずもがなですが、気になるのは、「悪しき《祭主》」とでも言うべき《災主》たちの活動が目立つようになってきたことでしょう。
その名前が示す通り、《災主》がもたらすものは災厄だけです。そして、人間で《災主》に対抗できる人間は、《祀徒》だけ。これまで以上に、《祀徒》たちの力がこの国には必要とされることになるわけです。
もっとも、何人かの《災主》はすでに《祀徒》たちの手によって討たれています。それも、《祭主》に頼ることなく、です。《災主》は強大な敵ではありますが、決して人間が打ち克てない相手ではない、ということをみなさんがすでに証明しています。
今後いっそう、《災主》たちの動きは活発化することでしょう。みなさんは、果たして人々の日常をどれだけ守ることができるでしょうか?
折り返し地点ということもあり、各シナリオの背景や隠されていた事実・陰謀も、だいぶ表に出てきました。たとえばすべての発端となった大霊災。この大霊災については、かなり早い段階(それこそ第1ターン目)から「人為的に引き起こされたものではないか?」「大霊災を引き起こした黒幕がいるのではないか」という推論をした方がいらっしゃいました。そして、そうした人々の調査が結実し、浮上してきたのが「御前」と呼ばれる人物です。彼が何を企んでいるのかは、関連するリアクションを手に入れてみてください。
こうした御前の存在のように、個々のシナリオにおいても、気になる謎や事実が表に出てきているのではないかと思います。ぜひここで、過去のリアクションを読み返してみてください。ある背景を知ったことによって、過去のリアクションの描写から、また新たなヒントが見つかるかもしれません。そしてそれが、真相へと至るカギとなることだってあるでしょう。
ヒントになるのは、なにも自分が参加しているシナリオのリアクションだけではありません。例えば先程出た「御前」、どうもいろいろと手広く活動しているらしく、複数のシナリオでその名前が確認されています。他にも、NPCやアイテムが、思わぬ地下茎でつながっていることだってありえます。この中間シナリオガイドは、自分のシナリオの振り返りだけでなく、今このゲーム全体でどのようなお話が展開しているのかを大まかに知る手助けになるでしょう。そしてもし気になるシナリオがあったら、そのシナリオのリアクションを手に入れてみてください。もしかしたら、思わぬヒントが隠されているかもしれません。
これを機に、新たなシナリオに挑戦するというのもいいでしょう。この場合にとくに参考にしてほしいのが、「求人募集!!」と「シナリオ参加人数状況」です。
「求人募集!!」には、「今後来てくれたら面白い」とマスター自身が思うキャラクターを挙げてもらいました。例えば「〜〜が不足している」というタイプのキャラクターで参加すれば、その空席ポジションにすんなりとおさまることができるかもしれません。
また、「シナリオ参加状況」も重要です。これは、どれだけマスターがPCを受け入れる余裕があるかを示しています。とくに新規参入する場合は、余裕があるマスターの方が、活躍できる可能性が高くなるでしょう。
新規参加を考える場合、ここには記されていませんが「6ターン目スタートのシナリオ」を選ぶ手もあります。ちなみにゲーム途中で追加されるシナリオはこれで最後の予定です。すでに動いている話の中に途中から飛び込まずにすむチャンスですので、この機会を逃さないようにしてください。
さて、いよいよ後半戦が始まります。
シナリオの背後でうごめいていた真相が明らかになり、全ての謎が判明する日も、そう遠くはないかもしれません。
ですが、それでお話が終わるわけではありません。むしろ、その後が本番です。
真相にたどり着くことによって明らかになるのは、「なにが打破すべき障害なのか」ということだけ。それよりももっと重要なことは、「明らかになった障害を、いかにして打破するか」です。
本番は、まだまだこれから。これまで活躍できていた人も、油断をすれば足元をすくわれます。逆にいまいち自分の望むように活躍できなかった方も、十分挽回するチャンスは残されています。
メイルゲームの物語を作るのは「アクション」です。あなたのアクションが、この世界にどのような未来をもたらすのか。それが今から楽しみでなりません。
それでは引き続き、『ゴースト・ダンス・ダンス・ダンス〜偉人はいかにして幽霊になりしか〜』をお楽しみください。
(ゲームキーパー・赤井景)