バックナンバー(第5ターン) > 『Here Come New Lords!』
新たに登場した注目
4048 フビライ・ハーン
「負け……てない、負けてないもん! 今のは練習! もっかい、もう一回勝負だ!」
外見性別:男 外見年齢:14歳
徴の形状:馬
未練:無敗を貫き通す。
所属:劉備陣営
遊牧民族の統一者チンギス・ハーンの血を引き継ぐ、モンゴルの革命児。帝位継承戦争を勝ち取り皇帝の座についた、モンゴル帝国(中国でいう元)の5代皇帝である。
鎌倉時代末期の日本への大規模侵攻「元寇」は、彼の在位中に起こった出来事である。
とにかく相手に勝つことが大好きで、自分こそが最強の《祭主》であると公言する自信家。ケンカっ早く、誰にでも無理やり勝負を持ち掛ける、傍迷惑な少年だ。
そう聞くと、戦いを好むレオニダスにも通ずる精神のように思えるかもしれないが、彼の場合、これに『極度の負けず嫌い』が加わっている。
いざ勝負事となれば、どんな手を使ってでも勝ちにいき、仮に負けたとしても「次が本番だから!」と言って、絶対に敗北を認めない。そのうち相手の方が面倒くさくなって自ら降参するため、彼の不敗記録は未だに続いている(と、当人は思っている)ようだ。
こうした彼の姿勢には、祖父にあたるチンギス・ハーンへの強い憧れが影響しているようだ。
一代でモンゴル平原を統一した祖父のように、強くて恰好いい男になることを目指しており、願わくば、チンギスが《祭主》となって黄泉返ったときに、強くなった自分の姿を見せたいと思っている。
一見、ただの負けず嫌いな子どものように思えて、自分なりの目標を持って戦っているフビライ。それだけあって《祭主》としての実力は、一応にそれ相応のものが備わっている。
また勝負の前には、影でこっそり特訓を積むなどの努力家な一面もあるようで、近頃は苦手としてた強風の日も、外に出歩けるまでに克服している。
余談ではあるが、彼は「織田信長やレオニダスにも勝負を挑み、勝利したことがある」ということを吹聴している。
ただしそれはネットの対戦ゲームによるもの。しかも敗色濃厚になるや否や、回線切断という強行手段をくり返した末の結果であったとか。
……やはり彼は、ただの負けず嫌いの子どもかもしれない。
◇《霊器》
5480「流星錘(フビライ)」、5481「弓(フビライ)」
◇《霊験》
6480 『†元寇』 単発型
霊力によって具現化した「てつはう」(※)によって、投擲攻撃を行う。てつはうは着弾点で炸裂し、その周囲にダメージを与える。てつはうの威力と攻撃範囲は、霊力に基づく。《霊器》が『流星錘』の場合、この《霊験》が命中しやすくなる。この《霊験》は対象にダメージを与えるだけのものであり、爆発によって可燃物に着火するなど、攻撃以外の用途には使用できない。
※陶器(あるいは鉄壷)に火薬を詰めて投げつける、手投げ爆弾(のようなもの)。
※この《霊験》は、フビライと本契約した《祀徒》のみ使用できる。
6481 『蒙古の血』 維持型
乗り物に乗るのが上手くなる。霊力が高くなるほど、騎乗/運転の技術に熟達する。運転操作が複雑な乗り物ほど、魂の消耗が激しくなる。「乗り物」の定義はマスターが判定する。
6482 『カミカゼなんて恐くない!』 維持型
周囲に強風が吹いている場合、使用者の戦闘能力が上昇する。上昇する度合いは、使用者の霊力に基づく。また、あらゆる風の影響をうけにくくなる。