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《祭主》ロードも参戦!? 恋の花咲く来伊花市で街コン開始!!

来伊花市街中町の新名物 《祀徒》チェインドにも、出会いの場を……
街コン12月

 クリスマスシーズンでもある今月、12月。来伊花市街中町で、ボランティア団体『お掃除隊』による街ぐるみの大規模合コン、街コンが開催された。
 と言っても、ただの街コンではない。街にはびこる《雑霊》ノーライフ退治も兼ねた《祀徒》限定の街コンである。  街コンの参加には、縁結びの神社として知られる瑞月神社の不思議なお守りを購入すればよいとのこと。お守りを販売する『お掃除隊』の瑞月純子によれば、「これを《祀徒》が使用すると、初めに見た相手に好意を抱くことができ、内気な人やあまり乗り気でない人でも恋の疑似体験を楽しめる」のだという。
 そうしたお守りの御利益?もあって、街コンに参加したのは、恋を成就させようと出会い求めて集まった《祀徒》たちばかり――かと思いきや、その胸中に様々な思いを持った参加者たちもいたようだ。
 また、街コンの特設会場では、山の上神社の縁切り《祭主》樋口一葉と、薙舞神社の巴御前によるトークバトルが開催された。何かと対立しているという2人の《祭主》と、それぞれに共感的な《祀徒》が加わったこともあって、一時は会場が殺伐とした雰囲気になる一幕も。好きになる気持ちとはなんなのか、そして縁とはどういうものなのか、改めて考えさせられるイベントとなった。

 街コンは、今後も開催されることが予定されており、来伊花市街中町の新たな名物となるかもしれない。 また、並行して行われている『お掃除隊』のボランティア活動も、常時参加者を募集しているとのこと。
 この機会に一度、街コンに参加して、新たな出会いを探してみるのも面白いかもしれない。



Gの戦慄!? 魔境で起きた所長誘拐事件!!

紙束GJ
特に問題発生せず
G県研究所は今日も平常運転


 新エネルギー開発のため、霊力による様々な実験、研究を進めている霊子エネルギー研究所。その中でも最先端と異端を両方を兼ねた?G県研究所で息も詰まるような事件が起きた。
 G県研究所所長の葛原籤雄が誘拐されたのである。
 事件の容疑者は『呪術博士ンジャバー』を名乗る人物。容疑者は先月、同研究所に出現した《災主》タイラントピエール・キュリー(アレげな防護服着用)と結託し、悪の秘密結社を立ち上げるため犯行に及んだ。所長を人質に取ることで、世界征服のための今後の活動を有利に進めるつもりだったのだろう。
 この事件、とにかく初動が遅かった。実のところ誘拐の現場には主力研究員の《祭主》アルキメデス(全裸幼女)もいたのだが、どうやら新たな数式に夢中で、誘拐にはまったく気づかなかったらしい。ちなみに、このとき導き出されたのは、腐った同人誌に触発されて到達したという『二等辺三角形×平行四辺形』。アルキメデス、今月も絶好調である。
 所長不在による悪影響は、今のところ特に見受けられない。むしろ以前より円滑になったという声も出ているようだ。そんな、「居ない方がマシ」な葛原所長の救出に熱心な数少ない人物が、所長代行を務めることになった副所長の吉外猫(裸白衣)であった。なんでも彼女、自分の研究に集中したい、服を着たくないといった理由から、一日も早い葛原所長の復帰を強く願っているようである。
 所長救出の方針については今のところ目途が立っていないものの、朗報が1つ。
 最大の障壁と考えられていた《災主》ピエール・キュリーを、G県研究所警備隊が撃破したのである。このキュリーとの戦いでは、対キュリー用のコンバットアーマーを始めとするG県研究所研究員の開発した“秘密兵器”が活躍したとのこと。この勝利は、「G県研究所が一丸となって実現した華々しい成果」と言えるかもしれない。
 かくしてキュリーの脅威は去った。だが、あれが最後のキュリーとは限らない。第2第3の……を待つまでもなく、キュリーが最期に遺した「大首領」との言葉が、どうにもきな臭い限りである。

 なお、今回の事件において資源エネルギー庁および、警察機関は特に動いていないようだ。
 曰く、「G県だから仕方ない」とのこと。
 たしかに、仕方がない。



《祭主》ロードの家出に《祭壇》アルター探し――退魔庁は楽じゃない

《祭主》の喧嘩
退魔庁ゆかりの《祭主》同士でケンカが勃発!
他方、和歌山県での《祭壇》調査に辞令下る


 大霊災以後出現した《祭主》という存在。彼らの中には現代人に積極的な協力を見せる者も少なくない。そんな彼らととくに関わり深いのが、霊障やそれに関連するトラブル等の調査研究を進めなければならない退魔庁である。組織の性質に相応しく、友好関係にある《祭主》が複数人存在するようだ。しかし、《祭主》同士の間に何か問題が発生したのか、《祭主》の1人が突如として行方をくらましたという。
 その人物の名はカラミティ・ジェーン。どうやら、彼女と同じく退魔庁に協力している《祭主》五龍姫[ごりゅうひめ]との間でなにやらいざこざがあったらしい。
 霊的事象の謎を解き明かすためにも、彼女たちのような《祭主》の手は大事にしたいところなのだろう、退魔庁は2人の仲違いを穏便に納め、これまでの退魔庁との関係を続行することができるようにと人手を割こうと考えているようだ。

 一方で、これまで特に目立った霊障等の情報がなかった和歌山県和歌山市で「和歌山市内、あるいは周辺に《祭壇》があるのではないか」と言う噂が流れ始めている。顕著な霊子濃度の上昇や《雑霊》騒ぎは起こっていないのだが、市民や周辺地域の住民の間では何故かそのような話のやり取りが行われているようなのだ。
 現時点では危険度レベルの適用が低い段階に留まっている土地であっても、ある日突然《祭壇》が現れ大量の霊力が溢れ出す可能性はゼロでは無い。大事を取ってか、退魔庁はこの件に関しても人員を割くことを決定することとなった。
 この一件に関して、退魔庁職員達と行動をともにするのが、《祭主》ピエール=シモン・ラプラス。ラプラスもまた、ジェーンや五龍姫同様に同庁と協力関係にある《祭主》なのだ。ちなみにこのラプラス、2人の女性《祭主》のドタバタではとばっちりをうけたらしく、五龍姫の頭突きを喰らう姿が目撃されている。

 偶然か、ケンカ騒動で出て行ったカラミティ・ジェーンの足取りを追ってみると、どうやら和歌山市へ向かっているということが判明した。五龍姫と一悶着あってからの行動であるだけに職員の大半は偶然と考えているようだが、それにしても奇妙な一致ではある。
 ともあれ、《祭主》の気まぐれに、《祭壇》出現の噂話と、退魔庁の忙しさは大霊災以後一向に減る様子がない。職員達がオーバーワークに倒れないことを祈るばかりである。



クソの役にも立っていないアリストテレスはさておき湖畔は賑やか

99%のひとが気づいていない、大霊災以降の世界で幸せになるひとつのコツとは
ヤンキーとヌコ


 夏場から《祭主》アリストテレスの主催で始められた“湖畔で観光”も、《雑霊》に取り憑かれたひとたちをのびのびと楽しませ、順調に除霊を進めてきた。
 地道で当ての外れることが多い役割にもかかわらず、多数の《祀徒》たちがコンダクターとして奮闘。湖畔は望外に沸いている。
 これまでの成果を簡単に取り上げると、
 ・謎の倉庫を整理・掃除。
 ・畑を作り、野菜を植え、収穫。
 ・立ち上げられた活動報告会は毎回白熱。
 ・ハロウィンパーティーも大盛況。
 ・犬だけでなく、動物たちも次々に増えそう。
 ・のべ十名の取り憑かれた人たちを助けた。
 と、このように、なんとも愉快である。
 しかも、こうした《祀徒》たちの営みに魅せられたのか、“爆弾使い”の《祭主》ノーベルもふらりと現れる始末。包帯だらけのヤンキーという危なっかしい見た目の彼だが、意外にも兄妹愛・姉妹愛に弱いらしい。ちなみに彼と遭遇したアリストテレスは、ガンを飛ばされただけで相手にもされなかったという。
 事実、そんなゴミのようなアリストテレスに関わってくれる《祀徒》たちこそ稀有であった。“湖畔で観光”の共同主催者たる六郷悠理も華がなく、ある予言と思わせぶりな“夢”のため一部からは気遣ってもらえているが、大抵は置き捨てだ。
 ひとにはそれぞれ目的があるので、致し方がないことなのだろう。助けたいひとを助けて、毎日が充実して過ごせるのであれば、それでよいような気もするではないか?
 とはいえ、せっかく除霊の済んだひとが再び取り憑かれたりと、《祀徒》たちの取り組みには先が見えない。いまはただただ、多くの者たちが幸せになることを願うばかりである。
 たとえそれが、時に相容れないかたちをとったとしても、だ。



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