バックナンバー(第2ターン) > 『Here Come New Lords!』

新たに登場した注目《祭主》ロードをご紹介!


4039 巴御前

「恋は良いぞ。出会いの機会は、多ければ多いほど良い。
ただし、――衆道は滅べ」

宮本武蔵

外見性別:女  外見年齢:12歳
徴の形状:左三つ巴
未練:恋心推奨
所属:劉備陣営

 平安時代末期、女武者として、激しい人生を駆け抜けた女性。木曾義仲の愛妾とも伝えられる。
 戦を生き延び、大切な人の生き様を語り伝え、弔って、生涯を終えた。

 女武者として広く知られる彼女ではあるが、かつての心ひそかな願い「儚く小さな女性」への憧れから、今世では貧乳・小柄・童顔・色白・幼児体型な姿に。こうした自分にはかなり満足しており、「守ってあげたくなる儚げ系美少女だ」と自画自賛することもある。
 一生を添い遂げたい人との出会いに感謝した巴御前は、充実した人生ゆえに、最期の辛さも受け入れた。黄泉帰ってからのちも、彼女の胸の内のみずみずしさは変わらず。こうした心持ちを皆にも知ってもらいたいと思い、恋はよいぞ、と推奨するにいたる。
 その一方で、「衆道は滅べ」と言ってはばからないところも。一応、同性恋愛(特に男同士)への理解はあるが、かといって好感を抱いているわけではない。現代の恋愛事情に触れて、個人の嗜好にとやかくいうのはよくない、と巴も自分に言い聞かせているが、該当するものが近づくのは危険かもしれない。

 大霊災後、女子学生の縁結び祈願を聞いて、出会いを求める者に力を貸すことを決意。
 できるだけ多くの者に、恋するための出会いの機会を与えようと活動中。来伊花市街中町で行われる『街コン』を応援している。
 なお、同じ来伊花市街中町に住む《祭主》縁切り一葉(=樋口一葉)とは、時にケンカする間柄である。


《霊器》レリック

5390「ポールアーム(巴御前)」、5391「弓(巴御前)」


《霊験》アバター

6390 『笑って』 単発型

 対象にほほえむことで、好印象を与える。どれだけ好印象を与えられるかは、霊力に基づく。対象が使用者のほほえみを直接目視できない場合は、効果がない。また、対象の人数が増えると、効果は弱まる。


6391 『待って』 単発型

 袖または衣装の一部を掴むことで、一時的に対象の動きを止める。対象がなんらかの衣装を着ていないと効果がない。動きを止める効果は使用者の霊力に基づくが、自分より霊力が高い相手には効きにくい。



4040 アレクサンドリナ・ヴィクトリア

「あらあらまあまあ、皆いい子
天使のようなその笑顔があれば、きっと平和は訪れます」

ナイチンゲール

外見性別:女  外見年齢:26歳
徴の形状:薔薇のブーケ
未練:平和な世界で余生(?)を過ごす
所属:水戸光圀陣営

 イギリスを世界最大の帝国にまで繁栄させた女王であり、初代インド女帝。多くの植民地を作り、その名を世界に刻んだ人物。彼女の長きにわたる繁栄の治世は「ヴィクトリア朝」とも呼ばれた。

 生前は誰よりも世界制覇に近づいたヴィクトリア。
 しかしそんな波乱万丈な日々に疲れを覚えてか、現世に黄泉帰った今は天下統一にも興味はなく、平穏な生活を願っている。
 おっとりしたマイペースな性格。おっとりしすぎて、気がついたら眠りこけていたなんてこともしばしば。かつては感情の起伏が激しい人物とも言われていたようだが、今はそうした部分も影を潜めているようだ。
 人々を愛するのと同じぐらい、幽霊にも慈愛の精神を抱いており、自身が《祭主》であることも含め、彼女にとって人と幽霊の間に大きな差はないのかもしれない。常に中立的で、誰に対しても優しく接する包容力のある女性である。
 現在は、廃墟となった熱田神宮内でひっそり隠居暮らしをしている。《雑霊》の巣窟となった境内でも、不自由なく生活していたところを考えると、《祭主》としての能力も十分に備わっているものと思われる。
 その後、信長陣営の《祀徒》たちと出会い、彼らに協力することとなった。
 もっとも当人は「困っているときはお互い様」ぐらいの気持ちで、信長の天下統一の意思を汲み取ったわけではない。その証拠に彼女自身は信長陣営には所属しておらず、また信長陣営の活動に直接口出しする気もないようだ。
 いつも優しく笑顔を絶やさないヴィクトリアであるが、彼女がどんな気持ちでこの世界を見つめているかは、誰にも分からない。
 案外、何も考えていないだけだったりするのかもしれないが、それもまた、彼女の包容力がなすものなのかもしれない。


《霊器》レリック

5400「戦扇(ヴィクトリア)」、5401「拳銃(ヴィクトリア)」


《霊験》アバター

6400『†ヴィクトリアンエイジ』 維持型

 外界の時間の流れをスローモーションに認識しつつ、使用者自身は主観的には通常通りの思考・行動を行うことができる。外部からは、まるで使用者が加速したかのように見える。
 霊力が高いほど、外界をスローモーションに認識(つまり、相対的に加速)できるようになる。ただし、外界をスローに認識するほど、魂の消耗は飛躍的に増大する。また、この《霊験》は魂の消耗が激しく、ある程度実力のある《祀徒》でも通常の時間(主観時間ではない)で一瞬〜数秒が行動限界となる。
※この《霊験》は、アレクサンドリナ・ヴィクトリアと本契約した《祀徒》しか使用できない。


6401 『日の沈まぬ帝国』 維持型

 球状の光を身にまとい、自分の周囲を照らす。この光球は、《雑霊》の侵入を防ぐことができる。侵入阻害効果があるのは光球の部分だけで、光球によって照らされた部分には効果は及ばない。どれだけ強力な《雑霊》の侵入を防げるかは、霊力に基づく。また、霊力が高くなると光球の大きさを拡大することも可能になるが、球を大きくするほど魂の消耗は激しくなる。