行動選択肢補足(18 こしみずアカリ)

A091841 「○○の家を建てる」

(担当:こしみずアカリ/エリア:010)
※備考:
 少しずつ戻りはじめた元彩野辺住民のために、湖畔に新しく家を建てるための行動選択肢です。
 第8ターンのリアクション履歴に“A0818XX(下二桁は限定しません)”と出力されているPCのみ選択可能です。
 期間は第1節。シナリオ内ルール“本日の天気”が適用されます。



▼遊び方

(1)この行動選択肢では、みなさんの“影響力”を【座標】と【アメニティ】のパラメータに割り振り、彩野辺のひとたちが建てる家の、場所と設備を決定します。

(2)【座標】には草刈洋一郎さんが更新してくれた“湖畔マップ改”を使用します。以下をご覧ください。


湖畔マップ改
※別ウィンドウでマップを開く場合は「こちら

 縦軸、横軸に、それぞれアルファベットとひらがなが書かれているのがお分かりでしょうか。このふたつを取って、家を建てる地点の座標とします。
座標として選べるのは、“湖畔マップ改”における、記号「□(白い四角)」「林」「(何も無い空白地帯)」の三種類のみとなります。
例:「Lむ」=真ん中の湧水ポイントのすぐ下側。
「Iそ」=元の湖と新しい湖のつながるくびれ近く。
「Rむ」=“石”のすぐ上側。

座標は愚直に反映されますので、誤記にはお気をつけください。万が一、上記の記号以外の座標を選ばれた場合は、そのポイントに近い、「□(白い四角)」「林」「(何も無い空白地帯)」のいずれかに修正をさせていただきます。
例:「Nに」=「■(黒い四角)」なので「水」。
→ マスターの側で「Oに」等に修正いたします。

(3)【アメニティ】は、間取りや設備、家の強度のことです。ポイントを割り振れば割り振るほど、広く、高く、強く、整った家を建てられます。
詳しくは下記の「▼アメニティについて」をご覧ください。

(4)ポイント割り振りの対象となるのは、一飾、三品、四ツ衣の家族です。二奏と五戸は除外されます。
詳しくは下記の「▼各家庭の情報」をご覧ください。

(5)恩人等の称号所持者を含むコンダクト成功者には、その対象と同じ家族にポイントを割り振る場合のみ、影響力のポイントに以下のボーナス修正がかかります。
・恩人、師匠、恋人、息子  :+30%
・コンダクト成功(称号なし):+30%
・友人           :+20%
例:Aさんが一飾家のコンダクトに成功し、
今回、一飾家の【座標】と【アメニティ】に影響力を割り振る。
→ それぞれ+30%のボーナス。
また、同一家族のなかの複数人に対してコンダクトを成功されている場合は、以下の修正がかかります。
・二人成功         :+40%
・三人成功         :+50%
友人称号をひとつの家族にふたつお持ちの場合は、+30%になります。
これらの修正は、マスターの側で計算いたします(倍率を掛けて影響力の下一桁に出た端数は切り捨てます)。
プレイヤーのみなさんは、「現在の影響力を割り振る」だけで結構です。

(6)ポイントの割り振りは、ひとつの家族に対してのみ可能です。あの家に半分、この家に半分、等はできません。その場合は割り振りすべてを無効とします。
同様に、“○○さんと自分の家”といった“家族の家”以外のものも、建てることはできません。

(7)建てられる家は各家族ごとにひとつだけです。同一名字の家を複数戸建てることはできません。
建てられる場所は、最もポイントの割り振られた座標が選ばれます。
例:Aさんが三品家に【座標】「Lむ」100,000
【アメニティ】300,000
Bさんが三品家に【座標】「Hほ」390,000
【アメニティ】10,000
→ Bさんの方が【座標】のポイントが多いため、
三品家は「Hほ」に【アメニティ】10,000の家を建てることになります。

(8)同じ座標に同じ家族宛てのポイントを割り振った場合は、座標、アメニティ、共にポイントが合計されます。
例:Aさんが三品家に【座標】「Lむ」100,000
【アメニティ】300,000
Bさんが三品家に【座標】「Lむ」390,000
【アメニティ】10,000
→ 三品家は【座標】「Lむ」に490,000
【アメニティ】310,000 となります。

(9)ひとつの家族の座標ポイントが、複数の箇所で同数であった場合は、アメニティに割り振られたポイントの多い方が選ばれます。
例:Aさんが三品家に【座標】「Lむ」200,000
【アメニティ】200,000
Bさんが三品家に【座標】「Hほ」200,000
【アメニティ】1,000
→ 三品家は【座標】「Lむ」に、
【アメニティ】200,000の家を建てることになります。

(10)上記(9)で【アメニティ】まで同ポイントだった場合は、割り振りに参加したPCのなかで、コンダクト成功者が多いほうの座標が選ばれます。
また、コンダクト成功者まで同数の場合は、アリストテレスがどちらかを選びます。

(11)座標、アメニティ、それぞれに割り振られた影響力の合計が、第9ターンのアクション用紙に出力されている値より多い場合は、マスターの側で、アメニティに割り振られたポイントを減らすことで調整をいたします。
例:Aさんが影響力400,000にもかかわらず、
三品家に【座標】「Lむ」390,000
【アメニティ】300,000 を割り振った。
→ 【アメニティ】は10,000として扱われます。

(12)影響力の割り振りは“消費”ではありません。ポイント分が現在の影響力から引かれるわけではないのでご安心ください。

(13)同一座標に複数の家族のポイントが割り振られた場合は、アメニティに割り振られたポイントが小さいほうの家を“上の階”にした家を建てます。座標ポイントでの上階・下階判定ではありませんので、ご注意ください。
例:Aさんが三品家に【座標】「Lむ」100,000
【アメニティ】800,000
Bさんが一飾家に【座標】「Lむ」400,000
【アメニティ】500,000
→ 【座標】「Lむ」には、
一階から二階までが【アメニティ】800,000の三品家。
三階が【アメニティ】500,000の一飾家という、
三階建ての家が建ちます。

(14)上記(13)で【アメニティ】まで同ポイントだった場合は、割り振りに参加したPCのなかで、コンダクト成功者が少ないほうの家が“上の階”になります。
また、コンダクト成功者まで同数の場合は、アリストテレスがどちらを上の階にするかを決めます。

(15)第9ターンは、PCが個人的に資材を調達して、家の強度を上げることはできません。強度を上げたければ【アメニティ】にポイントを割り振ってください。

(16)もしどなたもポイントを割り振られない家族が発生した場合は、アリストテレスが【座標】【アメニティ】共に勝手に決めてしまいます。


▼各家庭の情報
一飾、三品、四ツ衣家が家を建てられて、二奏、五戸家が建てられない理由等を以下に記します。
・一飾 :華子が彩野辺への定住を希望しています。
ただし、建てた家にテンマ、はため兄妹が住むことはないでしょう。
・二奏 :彩野辺に帰還する意思が見られません。
・三品 :僧我井、菜女子、共に定住を希望しています。
・四ツ衣:撚人、まち、さら、染人、全員が定住を希望しています。
・五戸 :兄弟は意見も異なり、特に兄のメグミは、最終的に禊を望んでいます。


▼アメニティについて
ポイントにより、どのような家が建てられるかを以下に記します。
0以上:一階建て。一部屋+台所。
300,000以上:一階にトイレと風呂が付きます。
400,000以上:一階にダイニングが付きます。
500,000以上:一階に部屋がひとつ増えます。
600,000以上:壁の強度が増します。
800,000以上:二階建てになり、二階に一部屋つきます。
900,000以上:二階が二部屋になります。
1,100,000以上:壁の強度がさらに増します。
1,300,000以上:床下の強度が増します。


 壁の強度は、110万ポイント以上でようやく一般的な戸建てと同等になります。60万ポイント未満ではその三割。110万ポイント未満では六割程度とお考えください。

 床下の強度も、130万ポイントでようやく一般的な戸建てと同等になります。それ以下のポイントでは六割程度の強度とお考えください。床下の強度が充分であれば、水まわりの問題が発生した場合でも被害が小さくなります。ただし、上記(13)(14)で他家の上に建てられた家では、床下強度を上げる必要はありません。

以上