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鉄道カテゴリー(Rカテゴリー) このページでは、鉄道カテゴリーについてご説明いたします。 鉄道カテゴリーとは、交通/流通手段の途絶えた日本国内に再び鉄道網を敷き詰めよう、という一風変わったカテゴリーです。 鉄道は原則中立ですが、その存在を許容しているのは第1ターンの時点ではアイオーンおよび龍宮のみです。 なお、鉄道によって結ばれた地域同士は、同じターン内に行き来することができます。例えば陣営の本拠同士が鉄道で結ばれると、相手陣営との交渉を行った回答をすぐに持ち帰り、自陣営の指導者の判断を仰ぐ……といったスピーディーな展開が可能となります。 なお、アクションや物語の展開によっては、敷設した鉄道が破壊されることもあります。 詳しくはこの後の初期情報を確認してください。 線路は続くよどこまでも 【担当マスター】孝岡春之介 他 「新日本鉄道(NJR)」とは、荒れ果てた日本国内の交通網を回復させて人々の行き来を活発にさせることで、現在の4大陣営の対立を軟着陸させようと目論む秘密結社である。 ただし、表立って平和維持活動を主張した場合、反発する者の妨害を受ける可能性があるため、この鉄の意思が表ざたにされることはない。 「うむうむ、あちしらの鉄の意志をもってすれば、このニポンを再び日出ずる国に押し上げることなどたやすいことネ〜」 おだんご桃チャイナ服の糸目娘が、熊本の中華料理屋で飲茶しながら向かいに座った同じ顔の娘に呼びかける。 「春春[ちゅんちゅん]ゆーてた通り、とりあえずココ龍宮に鉄道を敷き詰めるネ〜」 うんむと肯き、両手に持った大きめの肉まんにかぶりつく。青チャイナに身を包む夏夏[しゃーしゃー]は、もむもむと肉まんを噛みしめ、溢れる肉汁を堪能した。 「ふんむ、なかなかおいしー肉まんネ。これならチャイナでも充分通用するヨ」 「そネ。……だったら夏夏、チャイナまで線路伸ばしちゃうのもいいかもネ」 「海上軌道の開発はまだ目処も立ててないヨ?」 「だいじょぶだいじょぶ、その内なんとかなるネー」 「それもそかもしれないネー」 きゃらきゃらと笑う2人の能天気な笑顔には、不安など微塵も感じられない。 NJRは、彼女達姉妹を総帥とし、とりあえず熊本と横浜に本拠を置いている。ぶっちゃけ、まだ本拠しかない。 線路や車輌は使ってない&使い道がないので放置されてるのを適当に流用すればいいだろうという、かなりいい加減な考えで進められている。 そんなもう一方、横浜の様子はというと。 「アイオーンのオッケーは取れたのですかネ、冬冬[どんどん]?」 「あんま本気にしてなかったっぽかったけどネ、秋秋[きゅーきゅー]」 秋秋は黄色、冬冬は銀色のチャイナ服なのを除けば、相変わらず同じ外見である。つまり1キャラ分のイラストがあれば4キャラ相当となるので、コスト面においてとても便利と言わざるを得ない。 「あとはー、ペリュトーン・エンジンの開発が急務かもネ。ディーゼルにしろ電気機関車にしろ、たぶんそんなに使えないだろーネ〜」 「理論はばっちし? 後は作るだけーなのヨー」 しかし、信じてくれる人たちがどのぐらいいるか。アイオーンのお偉いさんに一生懸命説明しては見たが、生暖かい目で見られた。どっかで見た目だなぁと思っていたが、以前なんかの選挙に出てきた発明家を見る民衆の目に似ていたのをさっき思い出した。 「ま、鉄道通ればソレダケでも流通とか便利ナって豊かになるからオケネ〜」 「アー、鉄道通すの、植物サンらにもオケとっといた方がいいネ。軌道壊されチャタら後でメンドいし」 ふむふむと肯き、秋秋は忘れないようにとメモを取る。 「後は、人集めて頑張るダケネー」 「ソウネー」 アハハハハーと笑いあう2人だが、言うまでも無く人手に当てがあるワケではない。 その次の日、横浜と熊本にあるNJR両本部事務所前に、「ヒトデぼしゅー」と書かれた張り紙が貼られた。 そしてその日の夕方、横浜・熊本共に、心無い愉快犯により投げ込まれたヒトデ(ロード:回転力に長けている)に窓ガラスを割られ、4人は涙することとなる。 シナリオ傾向など 推奨対応人数 ★★★★★ 最大対応人数 ★★★★★ シナリオ危険度 ★ キーワード 『日本の鉄道はワシが育てた』 『描写は薄め、ほんの一部だけ濃い目かも』 『工事だろーが開発だろーが全部ここで』 『誰かヴァナヘイムに交渉お願い』 『誰か(危険だろうけど)ディーヴァに交渉お願い』 『ここの開発は多少の無茶も通ります?』 『ゆみはり?』『究極的には銀河鉄道も可能??』 ●鉄道カテゴリーのルール 鉄道カテゴリーは、日本全土に再び鉄道を敷き詰めることを最終目的とする、特別なカテゴリーです。陣営間の対立とは無関係な中立を標榜していますが、各陣営がその方針をバカ正直に支持してくれるかどうかは、協力者の交渉努力や、いろいろな取引の結果によります。 鉄道カテゴリーに参加するPCの所属陣営に、制限はありません。ただし、敵対陣営の勢力範囲内で行動する場合は、妨害等に気をつける必要があります。 鉄道カテゴリー内でできることは、主に「鉄道敷設」「鉄道開発」「鉄道会議」の3つです。 鉄道の敷設について 鉄道の敷設は、隣接する2地域の間を鉄道で結ぶ、という形により行われます、第1ターン開始時においては、地域の境には3種類あり、「鉄道敷設が可能」「鉄道敷設が極めて困難」「洋上等のため鉄道敷設不可」となっています。スタートブック等に掲載される地図の境界線の太さ、濃さによって表示されていますので、確認してください。 なお、第1ターン開始時における必要PPは、それぞれ以下の通りとなります。 第1ターン開始時における必要PP 鉄道敷設が可能 1000PP 鉄道敷設が極めて困難 10000PP 洋上/一部山地 敷設不可 鉄道を敷設したい場合は、「鉄道を敷設する」を選んだ上で、どの地域とどの地域を鉄道で結ぶのか、2つの地域番号をアクション欄に記入してください。敷設活動に従事したPCのPPが必要なPPを超えた場合、その2地域は鉄道で結ばれたことになります。 鉄道が敷設された地域は、生産力が上昇します。上昇の度合いについては、元となる生産力と、どれだけ多くの地域と線路で結ばれているかにより変化します。 鉄道関連の開発について 鉄道カテゴリーでは、鉄道に関係するさまざまな開発を独自に行うことができます。開発のルールは開発カテゴリーに準拠します。 ただし、属性資源については、鉄道が開通した地域の属性資源が自動的に得られるものとします。この資源は、支配陣営が得られるものとは別に扱い、鉄道カテゴリーで得たからといって、陣営が得る属性資源が減少するということはありません。 開発は、熊本と横浜でそれぞれ1ラインずつ行うことができます。そのため、開発が完了し、ラインが空かないと次の開発を行うことはできません。 現在開発中のラインは以下の通りです。 現在開発中のライン ■熊本本部:洋上軌道敷設理論の確立 ・必要DP :5000 ・必要LP :5000 ・必要資源:雷3、風3、水10、沢3 ■横浜本部:ペリュトーン・エンジンの開発 ・必要DP :10000 ・必要LP :10000 ・必要資源:天1、地1、雷1、風1、水1、火10、山1、沢1 鉄道関連の会議について 鉄道カテゴリーでは、どの地域を優先して鉄道で結ぶか等、会議により方針を定めることができます。会議のルールは幕僚本部カテゴリーに準拠します。 例えば、会議にて「鹿児島本線の復活」が決定した場合、該当する地域の敷設活動にはボーナスが入ります。 なお、議題案提出に上限数はありません。却下されることもありません。ただし、各ターンに採用される議題は、熊本と横浜で1つずつとなります。採用されるのは、議題ごとに(賛成票−反対票)を計算し、その結果がもっとも多かった議題です。 第1ターンに議題として上げられているのは以下の通りです。 第1ターンの議題 ■熊本本部 ・ディーヴァ陣営に新本部の設立交渉 ・鹿児島本線(博多−鹿児島間)の優先敷設 ■横浜本部 ・ヴァナヘイム陣営に新本部の設立交渉 ・東海道本線(東京−名古屋間)の優先敷設 各カテゴリーの説明 ■軍事カテゴリー(Bカテゴリー) ■幕僚本部カテゴリー(Sカテゴリー) ■開発カテゴリー(Dカテゴリー) ■鉄道カテゴリー(Rカテゴリー) |
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