『BloodOpera 《赤》き聖餐よ、我らを誘え』
 
 
 
《 ルール解説 》
 
 
 
■『ドレーガ』ゲーム

(以下、スタートブックからの引用)
 
『ドレーガ』は「Alexa」グループの企業に対して影響力を行使することができます。ここではその方法を説明いたします。
 
 
 
【1 『ドレーガ』ゲームとは?】
 『ドレーガ』ゲームとは、『殉教者』(の代理人)が発案した中ゲームのことです。ゲームの目的は「Alexa」の発展です。参加者は会社の発展につながる意見を出してください。多くの意見が出ればでるほど、『ロアド』たちは喜ぶでしょう。ただし、参加者の意見が出すぎてまとまらない時は『ロアド』たちのためになりません。そのあたりのバランスを考えながら、ゲームに参加してください。
 
『ドレーガ』ゲームの基本ルール
1 この中ゲームの運営者は、殉教者代理である
2 すべての『ドレーガ』にこのゲームへの参加資格がある(『独立会社』の社長なら『ロアド』でも可)
3 参加者は、庇護している全員分(最大100人)の記憶の提供を約束し、勝者へと与えなければならない(本ゲームに参加したことで記憶の提供を約束したことになる)
4 ゲームは10回行われ、10回目の結果により、殉教者代理が勝者を決定する。もっとも影響力が大きいと判断されたものが勝者である(ゲーム的には、もっともBPが高かったキャラクターが勝者である)
 
 
 
【2 影響力】
 影響力とは『ドレーガ』の持つBPをさします。
 『ドレーガ』は「Alexa」企業各社に対して、影響力を行使できます(後述)。
 
 
 
【3 影響力の行使】
 影響力の行使とは、その企業に対して、新たな意見を提案することです。
 『ドレーガ』は影響力を行使したい最大2社の企業に対し、BPの何ポイントを振り分けるのかを明記します。振り分けるBPは現在の数値です。すべてのBPを使い切る必要はありません。
 他の『ドレーガ』(NPCを含む)と共同戦線を張り集団(以下グループと呼びます)を作る場合は、必ずその旨をお互いに明記してください。NPCに対してのグループ化は必ず成功します(記入例 「ADRにファービオと共同で影響力を行使します」)。
 グループ化は1対1で成立します。1人で複数のグループ化に成功した場合すべて同じグループになります(例:AB、BC、CDの3つのグループ化が成立している場合ABCDの1つのグループになります)。
 この影響力は合計100になるような形「70:30」「44:28:28:0」の形式で、グループごとに支配権の割合を表示します(グループの代表者は、オフィシャルが便宜的に決めます)。
 
 
 
【4 BP以外の行使(サポートコマンド)】
 ゲーム参加者は、以下の四つのうち、毎ターン一つだけサポートコマンドを使用することができます。サポートコマンドにはBPを消費しません。
 
1 調査員の派遣
 判定(後述)において、自グループの影響比率が一の位を切り上げて計算されます。他のグループの影響比率は、切り上げたあとでもう一度計算されます。全グループが調査員を派遣している場合には全調査員が無効になります。
2 お茶会の開催
 ひとりのNPC『ドレーガ』をお茶会に招待します。招待された回数(後述)が活動停止数以上になると、NPC『ドレーガ』の行動を封じることができ、そのターンBPを行使しなくなります。日数はターン毎に計算されます。
3『ドレーガ』へのお願い
 ひとりのNPC『ドレーガ』に、次ターンに影響力を行使して欲しい会社を推薦することができます。複数の会社への推薦があった場合はどれにも従いません。
4 新しいサポートコマンドの開発
 開発したいサポートコマンドの内容を記入してください。オフィシャルに認められれば次ターンより使用可能となります。
 
 
 
【5 判定】
 各企業ごとに影響力を計算します。
 計算した影響力を合計して、各グループごとの合計ポイントとの影響比率を計算します。
 
Ex.1
企業:聖バルテルミー総合病院
Aグループ 10000
Bグループ 5000 ……の場合
 ▽
影響比率
A:B = 67:33
 (Bグループが調査員を派遣している場合には
  A:B=60:40になります)
 
Ex.2
企業:ADR
Aグループ 10000 (45.4%)
Bグループ 5000 (22.7%)
Cグループ 4000 (18.1%)
Dグループ 2000 (9.1%)
Eグループ 1000 (4.5%) ……の場合
 ▽
影響比率
A:B:C:D:E = 45:23:18:9:5
 (B、Eグループが調査員を派遣している場合
  A:B:C:D:E = 38:30:15:7:10
  になります)
 (A、B、Cグループが調査員を派遣している場合
  A:B:C:D:E = 50:30:20:0:0
  になります)
 
 
 
【6「Alexa」に対する結果適用】
 一つのグループの影響力が50%以上あるとその企業はそのグループに支配されていることになります。支配された企業はツールの効果、所属社員のBP等その割合によって増加することがあります。すべてのグループが49%以下の場合、その企業はどのグループにも支配されていないことになります。支配下にない企業はツールの効果、所属社員へのポイントの配当等は増加しません(過半数が取れないと意見を出しても何ひとつ採用されないことを意味しています)。
 
 
 
【7 BPの増加】
 『ドレーガ』は行使したBPに(100−影響比率%)(最大50%)を掛けたものが増加します(端数切捨て)。これはNPC『ドレーガ』も適用されます。
 『ロアド』が所属する企業が、いずれかのグループの支配下にある場合、社員の『ロアド』は1人につきその企業に影響力を行使したグループ数×50増加します(複数の意見が出ればでるほど『ロアド』は喜び、それに伴い『ドレーガ』も嬉しいことを意味しています)。
 ただし、増加しない場合もあります。その条件については、下記「NPC」の項目を参照してください。
 
 
 
【8 アクションの書き方】
1 どの企業に
2 ○○BPを
3 誰々(キャラクター名、PCのみキャラクター番号も)と共同で/(個人で)
行使します
の方法で書かれているもののみ採用いたします。最大で2企業まで行使できます。
 
Ex.
1 09:シュプレンガー警備保障
2 1000P
3 単独
 
 
 
【9 NPC】
 このゲームには初め18人のNPC『ドレーガ』が参加しています。
 ホン、シュトライト、黄昏の男爵、ベルトラン、ギルナイト、ミン、アンダーソン、チェスワフ、張大人、ファービオ、ベレニーチェ、ボクダン、ニルス、イゾルテ、シモン(イゾルテ配下)、アナスタシア、黒ヒゲ(アナスタシア配下)、ベル(アナスタシア配下)です。
 イゾルテ、アナスタシアおよび配下の3人は「Alexa」の発展は望んでいないため、企業を支配下においても『ロアド』のBPは増加しません。
 イゾルテ、アナスタシアおよび配下の3人以外のNPC『ドレーガ』は、影響力を行使する企業を自主的に変えません。
 イゾルテ、アナスタシアおよび配下の3人が影響力を行使する企業の変更は、今ターンの影響力の十の位の数だけ会社番号で下に下がります。一番下までいったら一番上に戻ります(『ドレーガ』へのお願いが成立した場合にはそちらが優先されます)。
 
Ex.
今ターン
 04 SEネットワーク イゾルデ 影響力28
次ターン
 06 仙石重工 イゾルデ
 
今ターン
 10 ADR アナスタシア 影響力62
次ターン
 03 大鷹製薬 アナスタシア
お茶会への招待での活動停止数
 アナスタシア 100
 イゾルデ 70
 ベル 6
 その他 3
 
 
 
【10 初期配置】
01  東京ジオフロント社
   ホン=1000
   アナスタシア=4000
02  クイーンズ・バーガー
   シュトライト=1000
03  大鷹製薬
   黄昏の男爵=1000
04  SEネットワーク
   ベルトラン=1000
   イゾルデ=3000
05  仙石エレクトロニクス
   ギルナイト=1000
06  仙石重工
   ミン=1000
07  オテル・ド・ブリュメール
   アンダーソン=1000
   黒ヒゲ=2000
08  聖バルテルミー総合病院
   チェスワフ=1000
09  シュプレンガー警備保障
   張大人=1000
10  ADR
   ファービオ=1000
   ベル=2000
11  ウェルスエア
   ベレニーチェ=1000
12  姉倉屋トイズチェーン
   ボクダン=1000
13  アレクサRC
   ニルス=1000
   シモン=2000
 
【シナリオの目安】 危険度:なし
対応人数:制限なし
キーワード:『描写少』『非小説型』『愛情』『中ゲーム』『足長おじさん』『影』『気が向いたら』『情報重視』
 
 
 
 
 
 
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