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誌上シナリオ『KINGS』について このページでは本作『KINGS〜ペリュトーンの劍〜』で試験的に運営される特殊シナリオ『KINGS』の参加方法をご説明します。 このシナリオは『BloodOpera 《赤》き聖餐よ、我らを誘え』開始以降、エルスウェアが模索してきた『メイルゲーム・クラシック』の一形態であり、実験的な試みを多数取り入れた特殊シナリオです。 初期情報として掲載されている他の通常シナリオや、弊社が運営した過去のメイルゲーム作品とは、いくつか大きく異なる部分があります。 当シナリオに興味を持たれた方は、以下の説明をよくお読みください。 ●メイルゲーム・クラシックのススメ アクションの採用率が低く、シナリオの難易度が高い、すなわちハイリスク&ハイリターンの昔ながらのメイルゲームの楽しさの再現しようという試みです。 基本的にアクション採用基準が厳しく、外れた場合はリアクションには名前すら登場しない代わりに、優秀なアクションをかけられれば、ゲーム全体に影響を及ぼすことも可能な大活躍ができるという形式です。 この方式は、リアクションにPC全員登場が当たり前になった最近では、ほとんど見かけなくなりました。 エルスウェアでは、スタッフの多くがプレイヤーだった頃に夢中で遊んだ『昔ながらのメイルゲーム』の醍醐味を、昔のメイルゲームをご存知ないお客様にも楽しんでいただくことを目標に、特殊コース『メイルゲーム・クラシック』を用意しました。 試み1『誌上リアクション』 通常、ある行動選択肢にアクションをかけた場合、選んだ行動選択肢に関わるリアクションが一本だけ送付されます。 このシナリオでは、関連行動選択肢にかけたアクションが採用されると、その結果は会誌に掲載されます。 普通はシナリオ参加者と、交流や情報収集等の手段で入手した方までしか確認できないリアクションが、誌上リアクションの場合、『KINGS〜ペリュトーンの劍〜』の参加者全員が容易に確認可能となります。結果として、アクションを採用されたPCの活躍は、すべての参加者に知られることとなるでしょう。 しかしながら、この行動選択肢を選んだアクションに、会誌と別にリアクションが発行されることは原則としてありません。 会誌上で言及されなかったアクションについては基本的にすべて不採用として処理されます。 なお、当シナリオのアクション判定はGK孝岡、SGK黒川、高崎マスターの3名によって行われ、リアクションの執筆はSGK黒川が担当します。 試み2『優秀アクションの公開』 1ヶ月に何十、何百というアクションを読む機会のあるマスター側から見れば、優れたアクションとそれ以外のアクションの間には歴然とした差があります。 しかし、普通のプレイヤーは自分以外の人間が書いたアクションを読む機会などめったにありません。 プライベで交流相手にアクションを見せて貰ったり、仲間とアクション公開誌を作るという手もありますが、近くでプライベが開催されていない参加者や、そもそも交流する暇がない参加者にとっては、これも困難です。 このシナリオでは、シナリオに参加したアクションの中から最も優秀なものを1ターンに1枚だけ選んで会誌誌上で公開し、リアクションと見比べて、どんなアクションがどのように判定され、描写されているか分かるように、簡単な解説をつけて説明する予定です。(※1) このため、このシナリオに参加したアクションは、すべてアクション公開『可』として扱いますので、ご了承ください。 ※1)当然ながらプレイヤー情報、およびアクション内容と密接に関わる部分以外のキャラクターデータについては、ゲームの楽しみを阻害する可能性がありますので、原則として公開しません。 ●アクション採用基準 アクションが採用されるのは1ターンあたり最低1名、優秀なアクションが集まれば、10名以上になる可能性もありますが、基本的には多くとも2〜3名となります。 また、シナリオ進行に際しては「正しい」と思われるアクションよりも、盛り上がる「面白い」アクションを優先的に採用していきます。 この説明ではわかりづらいかとも思われますので、例を挙げましょう。 1つは、シナリオに何らかの謎が登場していたとしてもそれを解いて正解を出すだけのアクションとします。 もう1つは、謎は解けなくても物語をより面白くするようなアクションとします。 上記のような2つのアクションが届いた場合、このシナリオでは「後者」を採用していきます。 用意された謎を黙々と解くだけで行動に繋げられないアクションは、余り評価されないということになります。 ●アクションに関する諸注意 マスターの選択 繰り返しますが、このシナリオのアクション採用率は非常に低めです。 アクションが採用されなかった場合に備え、このシナリオに参加するPCは、リアクションの欲しいマスター名(※2)を目立つところに記入してください。 会誌にアクションが採用されなかった場合、ご指名をいただいたマスターのリアクションをお送りします。 アクション不採用の場合 このシナリオでアクションが採用されなかった場合、そのアクションは失敗でも成功でもなく、試すこともできなかったということになります。 例えば下記のようなアクションをかけた場合。 「今日から私が彼らのリーダーになる。NPCは反対意見があれば言って欲しい。回答がなければ承諾とみなす」 →不採用、会誌リアクションで言及されず。この場合、 「NPCの反対が描写されなかったから、自分がリーダーだ!」 という結論にはなりません。 リーダーになるための交渉も工作もしていないという判定が成されます。 前ターンのPCの行動結果がなければ、次のターンのアクションはかけられないという人にはお勧めしません。 文字の大きさについて マスタリング作業は、非常に目を酷使する作業です。アクションを書いたり、アクションシートに印刷する際の文字は、判読可能な大きさでお願いします。 基準としては、アクション用紙に出力されたデータの文字より小さい文字は間違いなく読めません。 文字の読み違いで起こるアクション誤読や判定ミス、優秀なアクションが判読不能で不採用――などの悲劇を未然に防ぐためにご協力ください。 当シナリオにおいては、『優秀アクション』として取り上げる都合上、文字が読みづらいという理由で不採用となることも充分にありえます。 ※2)指名できるのは、一般アクション行動選択肢一覧に名前が掲載されているマスターのみです。記載がない場合、あるいは特殊シナリオの担当マスターを指名した場合はランダムに選ばれたリアクションが送付されますので、ご了承ください。 NPCとの関係について このシナリオではシステムの都合上、初回からNPCとの関係をコツコツと積み上げ、信頼を獲得するというアクション手法が非常に使用しづらい作りとなっています。 だからといって「NPCに話しかける」アクションを毎回かけても不採用が続き、中盤でようやく採用されたときに初対面として扱われたり、状況が悪化してのんびりと自己紹介どころではなかったり、目当てのNPCが死亡していたりしては、何の意味もありません。 そうした無駄を省くため、このシナリオに参加するPCは、自分の立場や所属している陣営、立ち位置や種族次第で面識があっても不自然でないNPCとは、既に互いの名前も顔も知っているものとしてアクションをかけてもよいことになっています。 自己紹介や仲良くなるためだけのアクション等は、必要ありません。しかしながら、恋人や親友、血縁などの強すぎる関係設定は、他のアクションや、シナリオ開始時には明かされていない設定等の都合により、採用されない可能性が高くなります。「採用されやすく」「NPCと面白い関係を築ける」設定を考えることも、アクションの一部と考えてください。 締切は「特殊アクション」締切 このシナリオに関わるアクションは、リアクションが会誌に掲載される都合上、通常アクションの締切よりも若干早めの「特殊アクション締切」となっておりますので注意してください。 締切に間に合わなかったアクションは、どんなに優れた内容であっても採用いたしません。 |
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